2014年5月9日金曜日

どうせ死ぬならがんがいい(10)

 死に時が来たら食べなくなる

自然のしくみは、不自然なことをしなければ、穏やかに安らかに亡くなっていけるようになっているはずです。死に時が来たら食べなくなるのも、生きものにとっては当たり前のことで、無理やりチューブで栄養を取らせたりするのは、患者を苦しめるだけ。鼻チューブの苦しさなんて相当なものです。息も絶え絶えなのに患者は苦しいから、無意識のうちにチューブを引き抜こうとする。それを防ぐために患者の手を縛りつけたりして、悲惨のひとことです。

 日本人に多い胃がん、肺がんなどの9割の固形がんには、「抗がん剤で生存期間が延びた」とか「再発の予防に抗がん剤が有効」という実証はない。自覚症状が現れてから放射線などで対処すればいい。慌てて治療を受けてはなりません。

 固形がんの早期発見・早期治療は延命に結びつかないんだから、胃がんや肺がんなどのがん検診は患者にとってまったく意味がありません。ムダなショックを避けるためには、検診を受けないのがいちばんですと言います。

 

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