2014年4月21日月曜日

「どうせ死ぬなら“がん”がいい(5)」

 患者がなにも言わないと、日本では必ずと言っていいほど抗がん剤が使われてしまう。

そもそも抗がん剤は薬ではなく猛毒だから、がん細胞をやっつけるときは正常な細胞もやっつける。

がん細胞より正常細胞の方が分裂するスピードが速いから、抗がん剤にやられて死滅するのは、正常細胞の方が多い。各臓器の正常細胞が少しやられただけでも機能が低下して、抗がん剤の毒性が強く出て、患者を苦しめます。さらに各臓器の正常細胞があるレベル以上にやられると、その臓器は機能しなくなり、患者は死んでしまう。

一方、がん細胞は抗がん剤でやられても、1個でも残れば再び分裂して数を増やすので、がん細胞の方がはるかに生き延びやすい。

近年、吐き気を抑える制吐剤や、副作用を弱く感じさせるステロイドを使って、抗がん剤治療の回数や期間を長びかせる傾向があります。

その結果、抗がん剤やステロイドの毒性が増大して、結果として患者さんの命を縮めてしまう。

転移性の固形がんは治らないから、抗がん剤治療はその毒性で患者を苦しめるだけ。

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