2014年3月3日月曜日

この円高・株安はソロスの仕掛け?

 ジョージ・ソロス氏が、スイスのダボスで安倍晋三首相と会った122日を境に、円相場は11ドル=101円台まで上昇。日経平均株価は半月で10%も下げました。日本を標的にした売りが発生したのは間違いありません。

今回の株安・円高は新興国不安と捉えられがちですが、実はヘッジファンドや投機筋がアベノミクスに飽き、先行きに懐疑的だという現実があるといいます。

安倍内閣の成長戦略にみるべきものがほとんどなく、「安倍首相は改革者」との見方は後退しています。むしろ東アジアでの地政学的リスクを高めかねない人物とのイメージが広がっています。

日銀の追加緩和への期待が急速に後退したのも一因です。リーマン・ショック以来、市場では「量的緩和に消極的な中央銀行の通貨は上がる」というセオリーが根強いのです。

お金は有効に使ってほしいものです。
 
 
 

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