要するに年間で排出される使用済み燃料は容量が小さく、捨て場所を探す時間も十分あると主張しているわけです。小泉元首相の「最終処分場のメドをつけられると思う方が楽観的で無責任」という発言に対抗したものです。
どんなに容量が小さくても半永久的に強い放射能を発する核のゴミは捨てる場所がないのは自明の理で、国内原発の使用済み核燃料は既に1万7000トンあり、10年以上前から処分場の候補地を探していますが、いまだに何のメドも立っていません。
こういう資料の作成には、もっと全党挙げて取り組んでもらわねばならないでしょう。こういう重大なことをちょっと鉛筆を舐めただけで、終わりにしようというのは、政権与党として問題でしょう。
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