2013年11月9日土曜日

日米同盟強化で逆切れした韓国 (6)

  米国批判を飛び越えて、米国が韓国の言うことを聞かないなら、中国と同盟を結ぼうという意見をいう人も出てきました。韓国日報のパク・イルクン北京特派員が107日に書いた「独島(竹島)と集団的自衛権」です。核心部分は以下のとおりです。

・米国では韓国より日本の方が重要だという韓国にとっては、“不都合な真実”が米日の「22」で改めて確認された。
・米日軍事同盟が次第に強化され、その中で日本が大きくなる場合、米国はもう1度、朝鮮半島を日本に任せて管理しようと考えうるとの憂慮も一部にはあるようです。そうなると、第2の「桂―タフト」密約になる。
・同盟は平等と相互尊重にある。日本にもっと大きな役割を期待する米国の価値と、反省しない日本を認めることができない我々の価値は同じものであり得ない。
・少なくとも日本の再武装に対しては、米国ではなく同じ被害者の中国と我々の価値がより近い。
・どんなに努力しても米日同盟をちゃんとしたものにできない米韓同盟なら、再考すべき時だ。中国をテコに活用し我々の国益を極大化すべきだというのが答えだと書いています。この記事だけでなく、「米国に捨てられたのだから、中国へ寄っても米国には怒られないだろう」という意見があちこちで散見されるようになったようです。これまではこっそりと、気付かれるように「離米従中」路線を走ってきたが、これからは隠さずに堂々と中国に擦り寄っていこうというノリのようです。

 

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