2013年11月17日日曜日

丸紅が穀物メジャーを目指す

丸紅とガビロンの経営陣。朝田照男丸紅会長(右から3人目)と
岡田大介丸紅常務(1番左)。(写真提供=丸紅)
 丸紅は今年7月に米穀物大手のガビロンを買収しました。ガビロンの買収額は、2700億円で、丸紅にとっては過去最大のM&Aでしたが、中国当局は合併認可で厳しい条件を突きつけたといいます。大豆ビジネスに制限をつけました。しかし、丸紅はトウモロコシなどの他の穀物に商機を見出そうとしており、中国の制限を冷静に受け止めているようです。丸紅にとっては、まず総合商社5位から抜け出すことが、当面の目標です。

 中国政府も13億人の胃袋を満たすには丸紅の調達能力を無視できず、両者の利害が一致する関係に近づいて来ているようです。

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