2013年11月16日土曜日

自動ブレーキ車で衝突事故

  119日、安倍首相は、トヨタ、日産、ホンダが開発中の自動運転車で国会周辺を一周しました。そして、「さすが日本の技術は世界一」と大喜びでした。

ところが、翌日の1110日に埼玉県深谷市で行なわれたマツダの新車の試乗会で、「衝突回避システム」を組み込んだクルマがフェンスに衝突するという事故が起きました。

 マツダのスポーツタイプ多目的車「CX-R」に販売店の男性社員と男性客が乗って運転。約7メートル先のウレタンマットに向かって走らせ、自動ブレーキを体験させる予定でしたが、クルマは止まらず、マットにぶつかり、さらに前方のフェンスに衝突し、男性客は軽傷でしたが、社員は腕の骨を折る重傷を負ったといいます。

 たしか、この衝突回避システムは、CMでは富士重工が一番早かったように思います。その後、多くの自動車メーカーが搭載しましたが、車速があるスピード以下でないと、うまく止まらないような印象を受けていました。それにしても日本の技術はたいしたものだと思っていました。

しかし、1113日の日刊ゲンダイを見ますと、日本のこれらIT技術は、3年は遅れているようです。アメリカでは、自動車メーカーはこういった技術開発は行なわず、グーグルなどのIT企業が行なっているようです。GMやフォルクスワーゲンなどは、シリコンバレーでの研究を強化しているといいます。IBMも乗り出して来ています。スマホのようにグーグルやアップルの独占体制が自動運転でも起きないか、心配しています。

 

0 件のコメント: