2013年10月30日水曜日

東電のスマートメーター普及加速

東京電力が設置するスマートメーターのイメージ
  この東電の発表には少し違和感を覚えます。

3年前倒しでスタートし、20年には、全世帯2700万世帯につけるというものです。柔軟な料金プランを提供し、集めたデータから節電をアドバイスするというもので、来年4月からスマートメーターの設置を本格化し、14年度190万台、15年度以降は、年320万台ずつ、23年度に全2700万世帯に設置する計画と言います。仮に工事代含めて1台3万円とすると、8100億円が必要です。

 違和感を覚えたというのは、東電には、もっとやることがあるだろうということです。原発問題も解消どころか、泥沼に入っている感があります。原発問題に何兆円というお金がかかり、これを税金で購ってもらっているのにここでスマートメーターですかという感です。もっとお金を大事に使ったらどうでしょう。どうせ税金で出してくれるのだからと、湯水のように使っているように思われます。

 関西電力や中部電力に後塵を拝しては、東電のメンツがないということでしょうが、少し反省したらどうでしょう。わたしには、スマートメーターよりも電線の地中化を急いでほしいと思います。先進国で、電線が垂れ下がっている姿は、みっともないものです。それに夜間の運転時に危険です。ニュースで流れませんが、電柱に激突して、亡くなった人も多くいます。

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