2013年10月28日月曜日

糖尿病患者はがんリスクが高い

出典資料:朝日新聞
 糖尿病のひとは、がんになるリスクが2割近く高まるという研究成果を日本糖尿病学会と日本癌学会がまとめました。

男性役15万人、女性18万人の計33万人を対象に10年間の疫学調査で分りました。

糖尿病でない人と比べると、糖尿病患者が、がんになる可能性は1.2倍高かったといいます。特に肝臓がんになる可能性は1.97倍、すい臓がんが1.85倍、大腸がんは1.4倍。女性の子宮内膜がんは1.84倍でした。

 がんのリスクが高まる理由は、血糖を減らすインスリンが過剰に分泌されてがん細胞の増殖が加速する可能性があるといいます。糖尿病患者の人は、定期的にがん検診を受けることが何より重要な予防策となるはずだと調査を手がけた国立国際医療研究センターの後藤温上級研究員は語っています。インスリンを打つことのマイナスは、アルツハイマーになりやすいということもあります。これは、糖尿病になっても、インスリンをあまり打たないでいいようにしなければなりません。糖尿病は、美食家がなりやすいといいますから、これからは粗食を心がけた方がよさそうです。

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