2013年9月28日土曜日

対馬から韓国排除の動き

日本人が自由に見ることができなくなった行幸啓記念碑
 韓国の裁判所が、対馬・観音寺の観世音菩薩坐像を、韓国人窃盗団が盗んだものと認定しながら「(韓国由来のものなので)当面返還を差し止める」という仮処分を出しました。対馬のひとたちは、非常に怒っています。この国の裁判は、時々おかしい判決を出します。

 この事件が、対馬島民を目覚めさせたようです。島最大のイベント「対馬厳原(いづはら)港アリランまつり」(84日)から、20年ぶりに「アリラン」の文字が削除されました。年間10万人近くの韓国人が観光に訪れます。

 朝鮮通信使行列などを復活させ、対馬にコリアン・ブームを作ったのは、大阪出身の商工会幹部を中心とするアリラン派(親韓派)でした。

 島民が霊山とあがめる白嶽では貴重な薬草を根こそぎ採る、海では禁じられている撒き餌をして高級魚を釣り、アワビやサザエを密漁するなどやりたい放題をやっていました。

 天皇皇后両陛下の行幸啓記念碑がある場所は韓国人専用のリゾート施設になり、日本人は立ち入り禁止になっているといいます。

 日本人名義でひそかに買収された民宿や土地も多く、「島を韓国人に乗っ取られる」という不安が地元に広がっていました。

 2005年には韓国・馬山(マサン)市議会が「対馬は慶尚南道に属する韓国領土」とする条例を制定しました。087月には退役軍約20人が対馬市役所前に押しかけ、自らの指を食いちぎって韓国国旗に血をしたたらせて「対馬は我が領土!」と叫びました。翌年1月には、島内の観光名所・鰐浦(わにうら)の展望台に「対馬は韓国領土」と書かれた看板が立てられました。

 自民党政権になり、今年7月から林野庁による韓国資本の土地買収調査が始まりましたが、随行した山林組合幹部によると「買収された土地は想像以上で、政府関係者も驚いていた」といいます。

 国境の島を守るため、政府は日本人観光客の誘致促進など、対馬経済を活性化させる早急な支援対策が必要だろうと作家の大高未貴氏は書いています。

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