2013年9月16日月曜日

楽市楽座

 安部首相は、消費税を8%に上げることを決めたようです。ねじれ国会が解消した途端、国会での審議はほとんどないまま、どんどん決まってゆく感じがします。国民の代表の国会議員は、なにをやっているのでしょう。安部首相ほかの与党国会議員、多くの有識者が、消費税を8%に上げても景気の中折れはないと発言していますが、1年もしないうちにこのことが誤りであったことに気がつくでしょう。少し景気が上向いているように感じているようですが、ここが大事です。ぐっと1年ほど我慢しなくてはなりません。消費税増税は、外国との約束と言っているメデイアもありますが、諸外国は消費税の増税よりは、日本の景気がよくなり、これが永く続くことを望んでいるのです。

昔、日本独自と思われる楽市楽座があり、信長や秀吉の城下町は、これで賑わいました。それまでは、関所を設けて関銭をとったり、とることばかりを考えていたのです。まさに今の財務省のように。この賑わいによって、天下をとりました。欧米の税制を真似することなく、日本独自のやり方を考えるべきではないでしょうか。消費税を上げて税収を上げるよりも景気をよくして税収を上げるほうがどれだけよいか、

楽市楽座の前は、座という商人の組合みたいなものがあって、その座があると商人の新規参入は出来ませんでした。商品を高く売り付けてその座だけが利益をあげていました。楽市楽座はその座を無くすことを意味し、楽市楽座することによって、他の町では座があるため商売できない商人が集まり、商品が安くなり人が集まって活気が出ました。

消費税増税は、せめて1年待ってほしいものです。景気の回復がたしかになってからでも十分です。

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