2013年9月10日火曜日

中国の携帯ウィルス感染率、世界最悪に

 モバイルインターネット・セキュリティサービスで中国大手の網秦移動(NQ/NYSE)は82日、中国携帯端末の多くが危険なウィルスに感染されていることが判明したと報告しました。

 「世界携帯端末安全リポート2013年上半期版」によると、監視プラットフォームで観測された危険な携帯端末ウィルス総数は、今年上半期の累計で5 1084件。前年同期比で189%の増加を記録しました。うち6月は9619件に上っています。感染が見つかった携帯端末の数も、上半期全体で638%増の 2102万台に膨らみました。

 エリアごとの感染率も統計し、中国が世界最悪の31.71%に上った事実を公表しました。3台に1台が感染している計算になります。中国の地域別では、広東省、 江蘇省、北京市、四川省、福建省の順で感染率が高くなっています。これは、携帯の普及率と相関があります。


国別では、中国に続いてロシアが17.15%、インドが10.38%、米国が6.53%などとなっています。日本はまだこれらの国に比べると低いようです。

 

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