2013年6月9日日曜日

日本企業が海外で成功するために

  大きく円安に振れる中、再び海外での成功を夢見ておられる方も多いかと思います。日本のように客の顔ぶれに大きな変化がない閉ざされた市場では、相手を信じることがお得意さまの確保につながりますが、取引先が多様で幅が極めて広いアジア市場では、身内感覚などは通用しません。
 
「おおらかで、支払いにはシビアで、人を完全には信用せず、環境の変化に柔軟に対応することが大切だ。 そして、現地でよきパートナーをみつけること。日本企業が弱い総合的なマーケティング力を持ったパートナーの有無が、ビジネスの成否を分ける」と、増田辰弘氏は、5月29日の日刊ゲンダイに書いています。

アジアでビジネスを成功させる5つの感覚
①物事をまじめに考えすぎないラフ感覚
②自分にも他人にも甘い大甘感覚
③現金は最後まで出さないケチ感覚
④人とは親しくするが完全には信用しない不信感覚
⑤経営者は心身ともに若い若者感覚
 
日本企業のマーケティング力は弱いといっても、技術力や品質管理力は世界有数。中国、韓国、台湾勢に負けることはないとも書かれています。

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