2013年5月30日木曜日

性犯罪前歴者らの監視見送り(宮城県)

 
 宮城県の村井嘉浩知事は5月18日、性犯罪の前歴者らに全地球測位システム(GPS)を常時携帯させて行動を監視する条例制定を見送る方針を表明しました。性犯罪を起こす人は、再犯率が高いのです。アメリカでは、多少、州によって異なりますが、厳しく監視しています。日本は、性犯罪に対して甘いように思います。

 村井知事は、その理由を「震災からの復旧、復興が最優先課題。大変な人手と財源がかかるため、県として対応する体力がない」と説明し、性犯罪の逮捕者にDNA鑑定を義務づける対策の検討も中止する考えを示しました。それにしても、懇談会メンバーからは異論は出なかったといいます。今後は児童ポルノの単独所持を規制する条例などを検討するそうですが、最初から腰が据わっていません。村井知事の子供、孫には、女の子はいないのでしょう。

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