2012年6月4日月曜日

ボケない脳の作り方(5)

CTスキャンやMRIで脳の状態を調べると、認知症が進行するに従って記憶に関する側頭葉の海馬付近が萎縮していきます。海馬に異変が起きることで記憶障害が起きやすくなります。

脳血流検査も一般的です。
将来、アルツハイマーになりやすいかどうかをチェックする診断方法もあります。
PET(陽電子放射断層撮影)によって、脳内にどれぐらいアミロイドβが溜まっているかを確認する検査があります。
いわゆるアミロイドPETと呼ばれています。
診察の現場で用いられている“ミニメンタルステート“というテストがあります。
例えば、“今日は何年何月何日ですが”と聞きます。すると、認知症の人は月日が分らなかったり、今年が何年かも答えられません。
そのほか、“ここは何という病院ですか”
“昨日の夕飯は何をたべましたか“
など簡単なことを聞いてゆきます。認知症の人は、答えられません。
永遠にボケない脳を作りたいものです。

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