2012年5月12日土曜日

水谷建設の裏献金のナゾ

 小沢一郎氏の裁判で、小沢氏は“無罪”となりました。もうちょっと古い話になりましたが。
ここで、マスコミなどは、騒がなくなっていますが、小沢一郎元代表(69)に水谷建設は、証言していました。さすがに小沢氏本人ではなく、元秘書の石川知裕衆院議員(38)にカネを渡したと、川村尚水谷建設元社長(53)は、裁判で証言しました。このことは、あとで触れますが、この水谷建設元社長の証言に対して、告発状(業務上横領罪や特別背任罪など)が東京地検に提出されました。

告発状によると、「川村元社長は04年か06年ごろ、当時の水谷功元会長と共謀して会社の資金を横領。これを隠すため『陸山会事件』の裁判でうら金1億円の証言をした」というものです。

「約353億円の負債を抱えて会社更生法の適用を申請した水谷建設にとって、裏ガネ1億円は決して少ない金額ではない“債権額”。取り戻せるなら取り戻したい。
小沢サイドへの1億円がデッチ上げ証言だったことが分れば、『陸山会事件』に対する世論の検察批判は今以上に高まるでしょう」と、日刊ゲンダイは、411日に報じています。

「カネを渡した」という川村証言は、誰か聞いても不自然極まりない。大勢の人が行き交う真っ昼間の赤坂の全日空ホテル(当時)のロビーで、顔も覚えていない相手に紙袋に入れた巨額のカネを渡したというのです。しかも、一方的に、主張しているだけで何の証拠もない。ホテルに川村を運んだと検察官に話していた運転手も、裁判で「(川村を)運んだ記憶はない。調書は検事からの圧力をかけられてサインを強要された」と暴露しました、一部の週刊誌は、カネは川村元社長が愛人に渡したとにおわせていました。
さて、どうなるでしょう。水谷建設の使途不明金は、かなり大きな金額であったと思います。このあたりに本来、検察は目を向けるべきでしょう。

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