2012年3月10日土曜日

原発の寿命

 世界で435基ある原発のうち、今年、運40年以上となるのは34基。最古の原発は45年目の英国オールドベリー原発1号機です。

米国内104基の6割が運転30年を超え、多くが60年運転を計画しています。

電力会社は60年後まで安全性が保てるように保全計画を策定し、30年目から10年おきに経済産業省原子力安全・保安院の認可を受けて運転を継続してきました。

定期検査で部品を交換しているが、交換不能な圧力容器などの耐久性が課題になってきます。

福島第1原発は6基すべてが30年以上でした。ただ、保安院が専門家の意見聴取会で発表した解析結果によると、老朽化の影響を考慮しても耐震性に影響はなかったとあります。

現在54基ある原発のうち、廃炉が決まった福島第1原発の14号機を含めて2020年には18基が寿命を迎え、30年までには36基がなくなります

 法改正で20年までに54基中18基が廃炉に追い込まれます。


0 件のコメント: