2012年2月15日水曜日

タケシの景気浮揚策

 週刊ポストの127日号に「ビートたけしの21世紀毒談」に面白い記事がありました。たけしの景気対策です。「国民にとっちゃ民主党政権だってなかなか許し難いぜ。高速道路無料化も子供手当もみ~んなウソになっちまって、そのくせ消費税アップやら増税は勝手にガンガン進めちまうんだから、たまったもんじゃないぜってね。

だけどさ、オイラは専門家じゃねェから細かいことはわかんねェけど、ニッポン人が先行き不安でカネを貯め込んでしまってるこんなときに、消費税を上げたりしちゃマズいんじゃないの。ますます国民がカネを遣わなくなって、景気がさらに冷え込んでしまうのは目に見えてるワケでさ。消費税を倍にしたって税収が倍になるわけじゃないだろうし、あんまり利口な経済政策だとは思えないんだよな。増税より『いかにカネを吐き出させるか』を考えなきゃダメだよ。ニッポン人はタンス貯金だけで80兆円も貯め込んでるなんて推計もあるんでさ。これが市場に出てくりゃ、イチバンの景気浮揚策になるはずだってね」

言っていることは、なかなか真を衝いています。

さらに「現金以外の相続税免除」ってのはどうかな?親の遺産を現金で相続した場合は相続税をガツンと取られるけど、「物」で残した場合には税金をゼンゼン取られないというさ。

カネを遺したってどうせ税金でゴッソリ持って行かれちゃうんなら、土地やマンション、高級車、時計、ダイヤの指輪なんてもで遺そうと思う人が増えて、消費が回りはじめるんじゃないかってね。

一歩進めて「現在の1万円札の使用期限を決めちゃう」ってのはどうだい。例えば、これまでの1万札は2020年までは遣えるけど、その翌年からは遣えなくなっちまうの。旧1万円は、新1万円札との両替不可。このままじゃ紙くずになっちまうと思ったら、今までタンスで眠っていたカネがガンガン出てくるじゃないかってさ。

いろんな理屈を並べて「そんなことはありえない」って笑うのは簡単だけど、要はそれぐらい頭を柔らかくして考えないと、この国はどうにも立ちゆかなくなっちまってるってことなんだよ。

社会福祉や震災復興に充てられるんならともかく、議員宿舎を作ろうとしたり、公共事業をまた増やしたりしてる今の政治を見る限り、官僚が自分たちの懐を潤そうとしてるようにしか思えないんでさ。本気で景気対策を考える政治家が出てこなきゃ、近いうちにヨーロッパのことを笑ってられなくなるぜ。

景気浮揚策で、やっぱりエロは鉄板だよ。小向美奈子のAVは、いまだにバカ売れしてるんだろ?ぜひ今年は沢尻エリカあたりに、電撃AVデビューをお願いしたいもんだっての。

一発屋の歌手とかタレントを48人集めて「SKB(スケベー)48」って新ユニットを作るというのもどうだろうとなかなかおもしろいところを衝いています。次期総選挙では、担ぎ出すところがあったりして。

0 件のコメント: