2011年9月30日金曜日

鳥越俊太郎の「ガン予防15カ条」(2)

 鳥越さんの体を見ている谷美智士日本東方医学会名誉会長も、「豚、牛、馬の肉は食べるな。魚は季節ごとに近海で獲れるもの、野菜は有機農業で育てられるものにせよ。酒とたばこはやめよ。

適度な運動をして、67時間の睡眠時間をとってください。クヨクヨしないことも大事です。精神的なストレスを抱えている人は脈診すると、がたっと免疫機能が落ちています」と言います。

なぜ肉がいけないのか。むしろ栄養をつけてはいけない。「がんは私の体に外から入ってきたものではなく、私自身の細胞が異常化したものです。この細胞は非常に貪欲でどんどん増殖する。

 私の中に入った栄養分を血液を通して掠め取る。がん細胞に栄養を吸い取られてるんです。そこで、がんは太り、宿主の私は痩せ細る。最後的には、宿主は死に、がんも死ぬ。

がん患者は自分の体を維持する程度の栄養を摂るだけにしなさい。そうするとがんも急に太くならない」と鳥越氏は言います。

2011年9月29日木曜日

鳥越後太郎の「ガン予防15カ条」(1)

 山藤章一郎氏が92日の週刊ポストで鳥越俊太郎氏を取材していました。
 鳥越俊太郎氏は福岡県うきは市吉井町出身で、
71歳です。元毎日新聞記者、テレビキャスターを長く務めました。朝の番組では、テレビ朝日の鳥越氏か、フジテレビの小倉智昭氏が安定して見られていました。鳥越氏が、この3月で番組を降りてからは、テレビ朝日は見ていません。

 鳥越氏は、4回、ガンに侵されました。

〈直腸がん〉05106

〈左肺がん〉07115

〈右肺良性腫痬〉07816

〈肝臓がん〉0928

 これらをものともせずに元気にやっておられます。わたしの少し先輩ですので、背中を見ながら走っています。

 がん患者は何を食べ、どんな心構えで生活すればよいのか。彼の食事メニューは簡明である。

 朝は決まっている。どんぶりいっぱいのヨーグルトに、スライスしたバナナ、これに蜂蜜をいれる。クロワッサンと自分でドリップしたコーヒー。これだけ昼は食べない。

 夜は、キャベツ、ブロッコリー、トマト、アボガドなどに鶏肉のササミを混ぜたりサラダ。たまに、刺身、小魚、とろろなど。肉とごはんは基本的に食べない。

 酒は飲まない。キリンのフリー。しかし、誘われれば、たまにはステーキも食べるそうです。

 だめなものは、マグロだ。大きな魚は有機水銀を蓄積させています。マグロはサバを食う。サバをアジを、アジは小魚を、小魚はプランクトンを、食物連鎖です。最後にマグロが来るんです。

 肉は鶏、しかも脂のないササミ。炭水化物は避ける。

2011年9月28日水曜日

江口克彦氏の前原氏・野田氏の評価

 パナソニック創業者の松下幸之助氏の秘書を務め、同塾創立の立役者でもあり、みんなの党の江口克彦参院議員(71)が、前原氏の実像を語り、民主党や国民に警鐘を鳴らしました。彼を野田佳彦君(54)ほど評価していないようです。

「野田君は松下政経塾1期生で前原君は8期生という差もあるが、松下幸之助氏のものさしで比較すれば、野田君の方が数段上だ。

本当のところ、私は前原君に『松下政経塾出身』と名乗ってもらいたくない。松下政経塾の名前を使う以上は、松下幸之助氏の国家観や理念などを、しっかりとその血肉としなければならないからだ」

さらに「彼が国家ビジョンを語っているのを私は聞いたことがない。

前原君は綺麗な包装紙でくるまれた『腐りかけの饅頭』だ。国民はうわべにだまされてはいけない」と辛らつな批評です。

 江口克彦氏の採点826日夕刊フジ)

前原誠司前外相  30

野田佳彦財務相  44

馬淵澄夫前国交相  35

樽床伸二元国対委員長 18

野田氏が一番点数は高いのですが、それでも44点です。もっとも江口氏は、みんなの党ですので、民主党の議員に高い点数はつけられないのでしょう。前原氏は、見かけに騙されてはいけないという声は聞きます。少し人徳を積まねばならないのでしょう。

2011年9月27日火曜日

中国の新駐日公使

 この夏に赴任してきた中国の新駐日公使に、関係者の注目が集まっています。公使の名は韓志強氏。なんと、松下政経塾の出身者なのです。

8期生の玄葉光一郎政調会長とは同期にあたります。

この次期に、こうした経歴の公使が赴任してきたのは、言うまでもなく“野田シフト”および次世代の“民主党政権”シフトであるとしています。

「韓氏は野田氏と面識があり、前原氏とも親しい」

韓氏はさっそく、来日後に行った講演で、『中国は脅威でなくチャンス』などと“日中友好”を力説しています。

2011年9月26日月曜日

野田新首相の評価(3)

 「ちなみに昨年9月、当時1ドル82円を割りそうだった円高を止めるべく、政府・日銀は民主党政権下で1回目の大規模為替介入に踏み切ったが、野田氏は、『1日に2兆円も注ぎ込んだのにはシビれた』などと周囲に感想を洩らし、興奮した様子だったという。

野田氏は財務大臣として、昨年9月、今年3月の震災直後、84日の円急騰時と、計3回の大規模為替介入を行ったが、為替の水準は、1ドル70円台のままである。

野田氏がこの1年間に、“痺れた”とはしゃぎつつ、為替介入に投じたカネ=税金は、実に約7兆円にも達する。持論の消費税アップ分に換算すれば、およそ3%の税収にあたる巨額の資金だ。

結局は円高が是正されていないのだから、7兆円はドブに捨てたに等しい」

確かに財務省の言いなりでは、心配です。

「野田氏の虚ろさは、実は件の“政権構想”にも表れている。この論文を読んでみると、日本の産業の空洞化を歎いて国の財政支出による支援を説きながら、一方では増税・財政再建を最優先だとしたりしている。実はこの論文は、代表選で野田氏の後ろ盾になるといわれる、前原グループの議員らの力を借りて構成されている。

野田氏を矢面に立て、自民党との大連立を成功させて“キングメーカー”の地位を確保したい、仙谷氏ら民主党主流派の思惑が重ねられている。残念ながら、『野田氏自身』の意思はまったく見えない」としています。

「仙谷氏も『オレは(次の総理)が野田なんて一言も言っていない』『野田は挨拶がない』と、最近は不機嫌な様子です。『いっそ、樽床がいい』などと嘯いている」といいます。

「政界が混乱し、政治家が弱体化していく裏で、官僚はせっせと増税の布石を打ち、原発の再稼働を進め、予算確保と組織の温存を図っている。こうして、“役人天国”が相も変わらず続いていく」と締めています。