2011年7月14日木曜日

東電清水社長は震災発生時、奥さんと奈良観光(2)

 ところが、午後246分、震災が発生すると、急遽お水取り見物を取りとめ、帰京することが決められました。

清水社長一行は、午後340分頃ホテルに戻り、大急ぎで荷物をまとめました。ホテルが手配したタクシーに乗り込み、神戸空港に向かいました。

ところが、神戸に向かった一行は、なぜか行き先を名古屋に変更。電車で名古屋に移動し、名古屋空港から東電グループの民間ヘリコプターで帰京を試みたのですが、午後7時以後の飛行を禁ずる航空法の規定に触れることが分かり断念しました。

そして、航空自衛隊の輸送機で東京に戻ろうと、行き先を小牧基地に変更しましたが、離陸後にストップがかかってUターンしました。翌日午前10時にようやく東電の本店にたとりづくという大失態を演じたのです。

一番確実なのは、近鉄奈良から京都まで、近鉄特急でゆくのです。所要時間は、35分です。京都から、東京まで新幹線で2時間かかりません。もしくは、伊丹空港から羽田空港まで、飛行機で行くのです。正味時間は45分です。なぜ、こんな回りくどいコースを考えたのでしょう。原発の事故の対処もこれに似ています。

また、夫人同伴の公務出張とは聞いたことがありません。そもそも奈良訪問の目的とはなんだったのでしょうか。悪いことはできません。わたしは、電力会社、ガス会社、交通機関など公共機関の人は、もう少し私生活もメリハリがついていると思っていましたら、公私混同もいいとこです。

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