2011年3月17日木曜日

ボケてたまるか(7)

 せっかく病院で診察を受けても、医師が誤診するケースもあるといいます。

順天堂大学大学院の教授で、『100歳までボケない101方法』などの著書がある白澤卓二氏は、こうも言っています。

「現代医療では、治る認知症は少ないわけですから、予防するしかないです。そのためには、認知症になる確率が高まる年齢より前の段階で、何かをしておくしかない。私は50歳から70歳の間の過ごし方で、その後、ボケるかボケないかが決まると思っています。

では、白澤氏が薦める認知症の予防法を聞きましょう。

 「まず、食事でボケを予防する方法です。

 野菜や果物のジュースを飲む効果を調べたデータがあります。それによると、週3回以上飲む人は、まったく飲まない人に比べて、アルツハイマーになる確率が76%も下がったというんです。これは、野菜や果物に含まれるポリフェノールの効果だと言われています。ポリフェノールはリンゴ、ブルーベリー、大豆、緑茶、赤ワイン、ターメリックなどに多く含まれています。

サバやサンマなど青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)が、アルツハイマーに有効というデータもあります。アルツハイマーの患者に出る老人斑をもったマウスに、DHAを与えたところ、老人斑の面積が40%も減少したのです。DHAは青魚のほかに、マグロやブリにも豊富に含まれています」

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