2011年2月21日月曜日

北京市の車ナンバーの制限

 中国・北京市では126日、乗用車のナンバープレート発給の抽選を初めて実施しました。

今年から渋滞対策の一環として発給枚数を昨年の約3分の1に制限したため希望者が殺到し、当選の倍率は10倍を超えました。発給規制で今年の北京の自動車販売台数は、昨年の半分以下に減る見通しです。

ナンバープレート発給枚数は、月2万枚で88%の17600枚が市民向けで、有効申込数は187千件で当選の倍率は10倍を上回わりました。当選で得た権利は無料ですが、讓渡はできません。発給制限を行ったのは、上海に続き2都市目です。

同様の取り組みが全国に広がれば、中国の自動車市場にマイナスの影響が出るのは確実です。しかし、中国の空は、汚さ過ぎます。また、ガソリンの使用量もうなぎのぼりに増えています。これを抑える第1弾が、この発給制限というわけです。

春節の北京は、珍しく、きれいな青空でした。雪が降ったあとということもあるのでしょうが、こういう青空に戻ってほしいものです。

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