2010年12月27日月曜日

一分間勉強法(15)

「エントロピーの増量を、不可逆性の尺度とする」

という文章があった場合、1秒でよもうが、1時間ずっと眺めていようが、意味を感じることができない人には、何にもわからないのです。

「まったく知らない漢字」があるとしたら、それもよめるようにはなりません。

という漢字をそもそも読めなければ、その部分は何も感じるころができないので、飛ばしてリーディングすることになります。

つまり、自分の頭のよさ以上のものは、時間を短縮したとしても、できるようにはならないということです。

「時速150キロのボールを投げてみろ!1年間時間をやるから」と言われても、ほとんどの人にはできません。

ですが、松坂大輔投手のように、すでにできる人の場合は、1秒でできますよね?

「タイム・マジック」は、「すでにあなたができること、すでにあなたが理解できるものの場合は、時間短縮可能。逆に、よむ時間を1分に短縮してもできない」のです。

では、どうしたらリーディングの精度をあげられるか?というと、それは、「根本的にもっている知識量を増やす。それにより、そもそも理解力をあげておく」ということなのです。

リーディング能力を上げるには、基礎体力というか、基礎知識の有無に左右されるのです。

「努力だ、勉強だ。それが天才だ。だれよりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ」と野口英世は、語っています。

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