2010年5月28日金曜日

民主党のマニフェスト実行一覧(1)

 5月24日の毎日新聞に、非営利組織「言論NPO」が標記の題で載せていました。新聞などの報道を見ていますと、政治とカネ、普天間問題で、民主党は何もしていないように思えます。あまりにもこれを問題にし過ぎているのではないでしょうか。小沢幹事長の政治資金収支報告書の虚偽記載などは、法律専門家も言っていましたように微罪です。虚偽などというから物凄く悪いように思いますが、要するに記載ミスです。この記載ミスは多くの国会議員が犯し、指摘されると修正申告で逃れています。これまでは、この修正申告で済ませて来たのです。要するにこの法律は、国会議員を律するための法律ですから、立法府の国会議員自らが、抜け道のない法律を作らないといけないのですが、人間というものは、なかなか自分を縛る法律は、作れないものです。「水清くして、魚棲まず」という譬えもあります。多くの人のエネルギーも小沢幹事長の政治資金収支報告書の虚偽記載の問題は、これくらいにして、どうすればこのような記載ミスがなくせるのかに智慧を絞って欲しいものです。
 だいぶ長くなりましたので、昨年の衆院マニフェストで挙げた項目のうち、この8カ月で実行できたもの、違反しているものをとりあえず挙げてみましょう。まず、実行されたものは、34項目あります。また、達成の後期で仕上げ段階にあるものが、18件、真中にあるものが37件、初期にあるものが62件、未着手が25件となっています。違反したものは、2件です。この数字をどうみるかですが、まずまずよくやっていると見るべきでしょう。事業仕分けなどは自公民政権では、絶対に出来なかったものです。また、最近は、忘れ去られていますが、インド洋の給油はどうでしょう。自民党、公明党は、これをやらないと世界から非難を浴びると散々言ったものですが、何もありません。また、イラクからの自衛隊の撤収もどうでしょう。何も影響はありません。これは、所詮、日本がやっている援助などは、世界から見ると、たいしたことではないということです。
 明日は、どういう項目が達成できたか、見て行きましょう。

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