2010年4月22日木曜日

中国古代の地震予知

 古代の中国の人は、偉かったようです。右の写真と図は、地震予知の機械です。地震が起こる兆候があると、重りが動きます。左の写真は、これをさらに大きくしたもので、龍は玉を咥えています。そして、地震の兆候や地殻変動があると、その咥えた玉が落ち、蛙の口に落ちます。そうすると、その蛙の方向で地震があるということです。実際に予知できたかどうかは分かりませんが、古代の人の怖れがよく分かります。
 中国では、地震と蛙は、密接なつながりがあり、四川大地震の時も、地震の前に蛙が大移動しました。中国の地震予報は、当たらないために蛙を飼った方がましだ、と言われています。また、地震予報局は、蛙局にしろと言う人もいます。地震予知が出来るかという質問に誠意ある研究家は、できないとはっきり言っています。願望としては、地震予知ができればと思いますが、毎年、多くのお金を投じて、地震予知を行っていますが、その効果は怪しく、日本でも蛙を飼った方が確かで、安くつくかも分かりません。

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