2010年2月25日木曜日

情けない自民党古老(固陋)の質問

 先日の予算委員会の自民党の与謝野氏の質問には、がっかりしました。単に笑いをとるだけなら、こんな高給を払って、国会議員を雇いません。与謝野氏は、あの与謝野鉄幹、晶子の孫です。もう少しは、格調の高い、後世のひとたちの参考になる質問ができなかったのでしょうか。「脱税王」を繰り返し叫ぶだけで、自己満足に陥って、肝心の予算の質問は出来ない始末でした。この人が、財務大臣などの要職に就いていたのですから、先に述べた日本の財政破たんが出来上がったのがよく分かりました。こういう人を政治家にしてはいけません。今、日本の経済が、どれくらい崖っぷちにあるのかが、分かっていないようです。偉そうにいうのであれば、「民主党は経済再建の方針が出て来ないが、自民党は、こういう立派なものがある」となぜ、論陣を張れないのでしょうか。与党のときと違って、官僚が作ってくれないから、できないのでしょう。自民党の不甲斐なさをあらためて知りました。
 そして、町村元官房長官の14日のNHKでの発言。鳩山首相の母親に、国会に来てもらって、質問したい。来られないならば、病院に出張して質問してもいいといった発言には、驚くばかりです。首相の母親は、たしか90歳のはずです。そういうご高齢の方にストレスを与えて、もし亡くなられたら、どうするのでしょうか。敬う気持ちがないのでしょうか。もっともっと高齢者を敬い、大事にしなければなりません。
 国民が、仕事がない、金がないで、苦しんでいるのに、自民党の国会議員は、こうも空気が読めないのでしょうか。もう辞めてもらったどうでしょう。藤田まことさんが、亡くなりましたが、必殺仕事人がほしいところです。

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