2009年9月30日水曜日

日本をダメにした政治家10人

 9月20日(日)の“たかじんのそこまで言って委員会”の中で、日本をダメにした政治家10人を挙げていました。この番組は、東京にだけは、流していません。大阪のよみうりテレビの制作です。日曜日の1時半からの放送にもかかわらず視聴率が20%に近い高視聴率番組です。この番組で、コメンテーターからアンケートをとって、ワースト10を選んでいました。
 10位は、小泉純一郎で、郵政を民営化すれば、すべてよくなると言って、日本の地方を住めなくしてしまったというものです。9位は小沢一郎。これは、確たる理由がなく、金美齢や、三宅久之など反小沢によるものです。金美齢などは、小沢の自民党の幹事長時代の逸話(総裁候補を呼びつけた)を今の出来事のように公共の電波で話すのですから、問題です。早く台湾に帰ったらいいのに、政権が替わっていて帰れません。こういう人をテレビで発言させるテレビ局にも問題があります。8位は竹中平蔵。これは、派遣法の改悪によって、低所得者層が格段に増えたこと、郵政の民営化によって、郵便貯金を海外投資家に投げ出すようなことを行った、規制の撤廃など、誤った経済理論で、日本の衰退をもたらした。7位は安倍晋三。政権を途中で投げ出すという悪しき前例を作った。6位は麻生太郎。無責任な世相を作った。5位は土井たか子。北朝鮮の拉致問題を知っていたのであれば、もっと早く拉致された人を救えたにも拘らず、“拉致はなかった”で、救出をさせなかった。4位は福田康夫。理由も忘れました。3位は田中角栄。これは、ロッキード事件に見られるような金権政治を作った。2位は河野洋平。媚中でなにごとも中国の言いなりになった。そして1位が村山富市。自民党に担がれて、やってはいけない保守、革新連立政権を作った。またイタリアサミットに行ったが、おなかをこわし、まったく出席しなかった。もっとも大きいのが、村山談話。これによって、以後の歴代の総理は、この踏み絵に土下座しなければならなかった。ということで、最悪の政治家は、村山富市ということになりました。
 問題は、今後の歴代総理が、村山談話を覆すことが出来るかということです。功績はなにもありませんが、日本の歴史に大きな禍根のみを残した政治家でした。能力のない人は、出しゃばらない方がいいという典型的な例です。いずれも、敬称を略しました。

2009年9月29日火曜日

山中伸弥・京大教授がラスカー賞受賞

 ノーベル賞の登竜門ともいわれるラスカー基礎医学研究賞の今年の受賞者に人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発した山中伸弥・京大教授(47)が選ばれました。万能細胞に関する史上最も需要な画期的な発見といわれています。このiPS細胞は、あらゆる組織に成長できる万能性を持つものです。iPS細胞は、実用化の研究を欧米が超スピードで行っていますので、追いつかれる恐れがあります。こういう研究にもっと予算を計上して、トップの座を守るべきです。
 同賞受賞者は、過去343人のうち76人が、ノーベル賞を獲得しています。日本人では、利根川進氏らに続いて6人目の受賞となりました。10月2日にニューヨークで授賞式が行われます。そして、その3日後の10月5日には、ノーベル賞の医学生理学賞の発表が行われます。こちらにも幸運が舞い込むことを祈りたいものです。
 カーボンナノチューブの飯島澄男・名城大学教授(70)もノーベル物理学賞の有力な候補で、この方は、10月6日に発表されます。昨年は、ノーベル賞受賞者は3人でしたが、今年は2人のノーベル賞受賞者が出るのでしょうか。楽しみです。

2009年9月28日月曜日

仰天!千葉県の不正経理

 少し古くなりますが、9月9日の記者会見で森田健作千葉県知事は、「日本一カネに汚い県と言われても仕方がない」と述べましたが、内容は最悪です。しかし、森田知事の前の知事の時代になされたことでしょうが、森田氏の金の汚さは、先にも書きましたが、任せて本当に大丈夫と聞きたい感じです。
不正経理は、全401部署のうち、約96%の383部署で確認されています。知事部局では、すべての部署で行われていたということですから、県庁をコントロールする知事のひざ元で、こういうことがなされていたとは、とても信じられません。こうなると、不正経理をしなかった部署があったことが逆に信じられません。不正経理の総額は、29億7900万円で、中には私的流用が疑われる使途不明金も約1億1200万円あります。そのほか、職場の親睦会、職場で使う冷蔵庫や卓球台、電子レンジ、家電製品、PS2などのゲームも買われています。
 手口は、会計検査院が「不適切」とする6通りの手口をすべて駆使しています。
① 納入業者に架空の請求書を出させ、代金を業者の口座に振り込んでプールする「預け」
② 代金を払わずに業者に随時納入させ、後から別の物品名目で請求書を出させる「一括払い」
③ 発注した物品と異なる品物を納入させる「差し替え」
④ 発注した物品が納入される前に代金を払う「先払い」
⑤ 発注を装って代金を支払い、翌年度に納入させる「翌年度納入」
⑥ 予算不足から物品を先に納入させ、翌年度に払う「前年度納入」
と、まあ考えられることをすべてやっている感じです。これだけやっていると常習化していたはずです。地方分権が、声高に叫ばれていますが、この人たちに地方分権を任せても大丈夫なのでしょうか。非常に心配です。国も腐っていたが、地方も腐っていたという典型です。千葉県であれば、まだ救われますが、どこの地方自治体でも近いことが行われているように思います。こういう悪いことをやれば、2度と立ち直れないくらいの罪を問わないといけないのかも分かりません。

2009年9月27日日曜日

自民党総裁候補の推薦人

 自民党総裁選の告示に基づいて、谷垣禎一、河野太郎、西村康稔の3人が立候補しました。立候補に必要なこれらの3人の20人の推薦人を見ますと、結構面白いです。まず、谷垣氏の推薦人から見ますと石原伸晃氏、小池百合子氏などが、知れているくらいです。意外です。大物は、推薦人の中に入っていません。河野氏の推薦人は、平沢勝栄氏、川口順子氏、大村秀章氏、世耕弘成氏、丸山和也氏、山本一太氏などで、少しは名前が売れている人が推薦人になっていますが、いかんせん、これですべてでしょう。選挙になっても、これ以上大幅に増えるとは思われません。もちろん、地方票は別です。西村氏の推薦人には、与謝野薫氏、鳩山邦夫氏、中山恭子氏らが、名前を連ねていますが、ここには選挙となると、もう少し票が集まりそうです。
 地方票がどうなるか分かりませんが、国会議員の投票では、圧倒的に谷垣氏が勝つでしょう。谷垣氏と河野氏の票差が、接近しておれば、自民党にも復活の可能性があるでしょうが、どうしようもないくらいの差があると、自民党には大敗の教訓が分かっていなかったといえるでしょう。これまで、領袖に縋っていれば、盆、正月になにがしかの資金を貰うことが出来たでしょうが、与党を離れた領袖にこれまでどおりの政治資金が集まると思えません。1年も経つと、その実情にゾッとするでしょうが、国民感情も分からない鈍い自民党議員はそのときになって、ハッと気づくでしょう。しかし、遅すぎます。来年の参院選挙で負けると、自民党の再生の道は、遠くなります。いずれにしろ、28日の選挙が楽しみですが、その後の自民党の悪あがきに目を覆いたくなるかも分かりません。

2009年9月26日土曜日

毛沢東主席の孫が将軍に(しかし、これは嘘の情報でした)

 香港からの情報ですが、毛沢東の孫で、唯一生存している毛新宇氏(39)が、大佐から少将に昇格しました。中国では、もっとも若い将軍です。毛沢東主席の次男の岸青氏と女性将軍の邵華氏との間に出来たこどもです。新宇氏は、2000年から軍歴を歩んでいます。現在は、軍事科学院戦争理論・戦略研究部の副部長で全国人民政治協商会議委員でもあります。中国のエリートといえます。
 ところが、このニュースは、毛新宇氏の秘書によって、ガセであることが、知らされました。中国人の多くが、毛沢東の孫であれば、将軍になってもおかしくないという反応でした。やはり、今でも毛沢東主席は、中国人に深く尊敬されているようです。今回はガセでしたが、そう遠からずに将軍になるでしょう。
毛新宇氏は、写真で見ますと、かなり太り過ぎのようです。歩兵の指揮をやると真っ先にダウンしそうです。多分、最近は、あまりきつい訓練もやらないのでしょう。この世代は、アメリカと本気で戦争をやることを考えているかも分かりません。

2009年9月25日金曜日

自民党の限界集落説

 札幌国際大学の大月隆寛教授が9月17日の産経新聞の断層で述べていました。限界集落というのは、過疎がさらに進んでこれに高齢化が重なった最終状態です。言い得て妙です。結党以来の危機にも拘らず若い人は、右顧左眄ばかりで意気覇気元気がなく、まるで田舎の公務員のようと書いています。
 今回の衆院選は、民主党の新人の当選者が143人であったのに対し、自民党は5人に留まりました。結党以来の危機というのに、総裁選に出て来たのは、いずれも中途半端な人材です。これで、とても戦えるとは、思えません。産経新聞とFNNの世論調査では「自民党はいずれ与党の座に復帰する」との回答が、7割近くだったそうですが、とても信じられません。

2009年9月24日木曜日

小沢一郎氏の健康の秘密

 あれほど心臓にも問題があった民主党の小沢幹事長が、このところ元気です。昨年の参院選では、党首として指揮をとり、今回の夏の衆院選でも炎天下、日本中の選挙区を回り、奮励し、この結果でした。わたしは、心筋梗塞にならないか、倒れないかと、心配したものですが、案に反して元気でした。
 なぜでしょう。民主党の杉本和巳議員(愛知10区)から勧められた「整水器」を使うようになってから、体調がとくによくなったようです。この「整水器」を使うと、水素が多く溶け込み、病気や老化の原因になるとされる「活性酸素」を中和するそうです。この「整水器」は、高岳製作所が製造しています。「わが社の整水器は水道水を電気分解しれ、水素を発生するのが特徴」ということです。「整水器アクテイブビオ」というようですが、わたしも試したいと思います。このまま、小沢幹事長には、がんばってもらいたいと思います。自民党の長老も飲み始めるでしょう。

2009年9月23日水曜日

情けない自民党総裁選

 先の衆院選挙で大惨敗を喫した自民党は、総裁選の告示を18日に行い、28日に投票が行われます。投票は、28日に衆参両院議員199票、地方党員300票によって投票が行われ、第24代総裁が決定します。投票数は、国会議員が衆参両院ともに大幅に減ったものですから、国会議員の票数よりも地方党員の票数の方が、多くなってしまいました。これだけ減りますと、総裁選の国会議員20人以上の推薦人がいないとダメという党規も変えないといけないかも分かりません。
 それは、ともかく総裁選への出馬は、谷垣禎一氏(64)が真っ先に出馬を表明し、多くの支持を得ているようです。これに対して、河野太郎氏(46)も早くから“世代交代”を訴えて立候補を表明していましたが、なかなか推薦人が集まりませんでした。やっと告示ぎりぎりで、揃ったようです。小野寺氏、西村氏ほかの若手が立候補の意向を示していましたが、20人の推薦人を集めることはできませんでした。谷垣、河野の一騎打ちになると若手の河野が総裁になるかも知れないとキングメーカーの森氏や長老連中が恐れ、自派の若手の西村康稔氏(46)を立候補させることにしました。これだと若手が二派に分かれ、票が分散します。この結果、まず谷垣氏が総裁に選ばれるという古旧派、枯朽派の思いどおりになり、チャンチャンとなります。
 しかし、これでいいのでしょうか。民主党の陣容と比べ、あまりに見劣りします。自民党を支持し続けてきた経団連、日本医師会などは、何を見て来たのでしょう。これらの団体にも責任があります。江戸時代に家老たちが、能のある殿様は、歓迎しなかったのと、どうやら同じ仕組みのようです。能のある人になられると困るのでしょう。建設土木業界は青ざめているでしょう。これから先、この業界には、倒産の嵐が来ます。これまでは零細中小でしたが、これからは大手建設会社も危なくなります。
 それにしても、石原氏、石破氏などは、なぜ立候補しなかったのでしょう。また、今回の衆院選挙に麻生前首相に替えて、総理にしようという風もあった与謝野氏は、どうしたのでしょう。これから、土の中に眠る蝉のように一切発信しません。まったく情けない政党になったものです。こっそり民主党への鞍替えを考えているのでしょうか。
 ところで、万が一、河野氏が総裁になると、父の河野洋平氏同様、自民党総裁になって、総理になれなかった二人目ということになります。この親子には、カリスマ性に欠けるようです。欠けていれば、それで結構ですが、滅茶苦茶真面目さか、滅茶苦茶頭が良さそうかなどが、あればいいのですが、中途半端です。自民党は、少なくとも4年間は、艱難辛苦艱を共にしないといけませんが、できるでしょうか。“難汝を玉にす”という言葉もあります。健全なる二党体制のためには、是非がんばってほしいものです。

2009年9月22日火曜日

やり投げの村上幸史

 久しぶりにいいスポーツ選手が登場しました。少し古くなりましたが、8月のベルリン世界陸上の男子やり投げで村上幸史氏(29)が、この種目では、日本人初の銅メダルを獲得しました。この選手の出身は、愛媛県の生名島で人口は1868人しかいません。高校は、投てきの名門校の今治明徳、大学は日大で、現在はスズキの所属です。
 かれは、過去に出場したアテネ、北京のオリンピックは、ともに予選落ち。2度の世界陸上も予選落ちで、今回のベルリンの世界陸上で、予選を83m10(日本歴代2位)で通過すると、決勝では82m97で銅メダルを獲得しました。しかし、村上選手は日本記録を破っていません。87m60(1989年)の溝口和洋氏の記録です。高校で76m54を投げていたわけですから、もっと伸びてもいい気がします。果たして、日本記録を破れるでしょうか。
 知りませんでしたが、やり投げのやりは、1本15万円以上するそうです。最新のカーボンファイバーですと、20万円以上もする高価なものだそうです。投てきというのは、農業民族の日本人には、なかなか合わない種目のようです。
 かれは中学時代には野球をやっていて、高校は名門松山商業に決まっていました。剛速球で知られていました。のちに、日大でスピードガンで測った時は152km出たそうです。しかし、制球が悪く、同僚に迷惑をかけて、それが個人競技の陸上に行かせる動機になったようです。故中谷先生の「おまえはやり投げで日本一になれるぞ」と言われて、野球から投てきの名門校である今治明徳に進路を変え、ここでやり投げを始めました。3年の時には、76m54でジュニア日本記録を樹立しています。また、このときに故中谷先生が島から連れていった生徒は、全員インターハイで優勝したそうです。いかに見る目があったかということでしょう。
 かれのお母さんも高校時代、今治明徳でソフトボールのエースでした。ゴルフの岡本綾子選手も同校の出身です。スポーツ選手の遺伝子は、なかなか男親からこどもには継がれないようです。女親から継がれます。村上選手の奥さんは、7種競技の選手で今も愛媛県の記録保持者です。男の子がいますので、スポーツをやるといい選手になりそうです。
 余談ですが、かれは、始球式に呼ばれると、ハンマー投げの室伏広治氏の131kmの記録を破りたいそうです。
 さて、23日のスーパー陸上(川崎)に出場します。どういう記録を残すか、楽しみです。

2009年9月21日月曜日

スイス秘密口座の開示

 少し古くなりますが、8月19日、米税務当局はスイス政府との外交交渉で、スイスの大手銀行のUBSが脱税に使われた疑いのある4450口座の顧客名簿を米側に開示することに合意したことを明らかにしました。
 課税強化を図る米国歳入庁(IRS)が、富裕層の資産管理で脱税を幇助したとしてUBSを訴えていたものです。スイスの銀行は、秘密厳守を徹底して行って来たために多くの危ない預金を法外な手数料をとって保管してきていました。米当局が要求したのは、5万2000人分だったのですが、開示された顧客名簿は大幅に少なく、かつ罰金も今回は科せられませんでした。さすがに、汚い金からのリターンは、好ましくないと考えたのか、スイス政府は、UBSに投入した公的資金の引き上げを行いました。
 きれいな環境で、汚いことが行われていましたし、今も行われています。現在進行形です。汚い金をスイスの銀行に預けて、いわゆるマネーロンダリングで、きれいにして使おうということですから、かなりの費用をとられるのでしょう。日本人も預けている人がいるように聞いていますが、開示されていないので、闇の中です。日本の国税庁は、アメリカのIRSのようにスイスの銀行に預けている預金者の名前すら掴んでいないのではないでしょうか。ボーダーレスの時代です。税金を逃れるためにケイマン諸島などに会社を作ったりしている超優良会社もあります。次の世代のためにも税金はきちんと払いたいものです。しかし、これまでの自民政権では、汗水働いて稼いだ金を湯水のように無駄に使われていた感がありました。そういう税金を納めることに嫌悪感をおぼえさすことは止めてほしいものです。
 感心するのは、斉藤一人氏です。かれは、節税を行わずに言われただけの税金を納めているそうです。10数年連続で、毎年納税者ランキングの1位もしくはそれに近い位置を占めています。これまでに個人で納めて所得税は200億円を超しています。こういう人は、マネーロンダリングの必要もなく、堂々としています。世の経営者も見習いたいものです。

2009年9月20日日曜日

小沢ガールズ通り

 9月16日の日刊ゲンダイによりますと、衆院議員会館の部屋割が決まって、14日から入居が始まりました。選挙で落選しますと、厳しいもので、3日以内に部屋を空け渡さねばなりません。空いた部屋の割り振りは、政党間で調整し、各党の国対が具体的な部屋割を行います。民主党は、けっしてこういう細かいところまで、小沢一郎氏が行いません。国対が気をきかしたのかどうか、目を届かせておかないと何をするか分からないということもあるのでしょうか、小沢氏の入っている衆議員第1議員会館の6階にマスコミのいう小沢ガールズが集まっています。ただ、この議員会館は、入るためには、議員の許可が必要です。ただし、知り合いのA議員に会いに行ったあと、その議員会館の他の部屋を訪問することは、許される、許されないは別にして可能です。この6階の住人は、次のとおりです。
 601 前原誠司、602 安倍普三(自民)、603 田中美絵子、604 樋高剛、605 小沢一郎、606 山岡賢次、607 小宮山泰子、608 青木愛、609 駈浩(自民)、610 武田良太(自民)、611 福田康夫(自民)、612 永江孝子、613 三宅雪子、614 山尾志桜里、615 岡本英子、616 中林美恵子、 617 坂口力(公明)、 618 応接室、 619 塩崎恭久(自民)、 620 鈴木克昌
太字は小沢ガールズと呼ばれる人たちです。
 非小沢系の新人は、第2議員会館の1,2階に固めたようです。しかし、小沢ガールズは別にして、福田両氏と小沢氏が、同じフロアというのも意味深ですね。忘れてかけていましたが、100年安全年金といった坂口力氏は、昔に責任をとって議員を辞めたとばかり思っていましたら、まだ議員なのですね。比例での当選です。75歳です。公明党には定年制があったはずですが、なくなったのでしょうか。

2009年9月19日土曜日

しなやかな田中美絵子議員

 週刊誌に田中美絵子議員のことが載るや、テレビは一斉に彼女を追いかけまわしました。彼女は石川2区で自民党のドンを相手に回し、あと一歩まで追い詰めました。さすがの森元首相も青くなり、石川2区にくぎ付けになって、他の候補の応援に行けませんでした。地元の大政治家をこれほどに追い詰めたのに彼女の評判は、選挙区の小松市などで聞くと非常にいいそうです。
 彼女が以前、エログロ映画「盲獣VS一寸法師」でヌード出演をしたり、雑誌の出会い系の企画をしたり、「渋谷有栖」のペンネームでコスプレで風俗ライターをしていたなどしていたようです。これらは、国会議員になる前のことですので、人権侵害になると思うのですが、テレビなどでこれまでか、これまでかと追い回します。9月13日のブログで“あなたの好きなコメンテータ”でリストアップしましたが、この中で、良識的なコメントをするのは、鳥越氏くらいで、あとはディレクターの言いなりで視聴率がとれそうなきわどい発言をします。今やテレビは第1主権者ですので、もっと良識を持ってほしいものです。
 彼女が偉いと思ったのは、これらの取材陣を前に「世間をお騒がせし、心からおわびします」と詫びることから入りました。次いで、なぜ、これらの仕事を選ばざるを得なかったのか。彼女は、「非常に厳しい経済状態の中で生活をして参りまして、生きるために必死で仕事をして参りました。また、いろんなことにも挑戦させていただいた厳しい経済状況の中で、生きるためにいろんなことに挑戦しました」と述べ、「政権交代が実現する歴史的な日に、議員として参加できることを光栄に思います。社会的弱者の目線に立ったぬくもりのある政治をしたい」と抱負述べました。たしかに彼女の時代は、山一証券や拓銀、長銀などが破綻した就職の大氷河期でした。男子ですら正社員になるのが、難しかった時代ですから、生きるために必死にやって来たのでしょう。大変なバイタリティです。
 選挙に当たってのホームページにもツアーコンダクターであったことも書いています。帝京女子短大、明治大学政経学部を卒業しています。弓道2段だそうです。そして、当選に当たっての最初の試練が、この報道だったのでしょうが、緊張の顔も見せずに、にこやかに答えていました。そして先に述べた説明と抱負を淀みなく、話しました。なかなかできません。プロのアナウンサーでも、とちります。これをまったく滞らずに話せるのは、きっと頭もいいのでしょう。非常にしなやかな印象も受けました。選挙も、彼女を強くしたのでしょう。4年前の小泉チルドレンとは、大違いです。こうした経験を今後の議員活動に生かしてほしいものです。民主党は、貴重ないい人材を得ました。

2009年9月18日金曜日

爽やかな鳩山内閣の船出

 16日、鳩山内閣が発足し、船出しました。内閣の顔ぶれを見ますと、なかなかのものです。組閣写真を撮るときの各大臣の顔も輝いていました。やはり、民主党は人材が揃い始めていました。野党なので、自らが調査し、法案を書かねばならないということで、議員もその秘書も鍛えられたものと思います。
少し気になる点が、岡田外相が就任すぐに日米の密約についての回答を外務省幹部に求めたことです。かれに限らず、命の心配をします。大衆受けはしますが、少し心配です。SPを増やしておかないと危ないです。鳩山首相もそうです。かなり平和ボケしていますので、人を近付け過ぎます。民主党の意気込みからすると、アメリカと正面から取り組むでしょうから、アメリカも全力で向き合って来るでしょう。昔、田中角栄元首相がロッキード事件でやられたように、今、トラップを用意しているはずです。相手を油断させておかないといけないのですが、アメリカに緊張させ過ぎです。オバマ大統領もかなり窮地にありますから「窮鼠、猫を噛む」ではなく、「窮虎、猫を噛む」ということにならないように言動には十分注意をしてほしいものです。
 そのほか、菅副総理が内閣のNo.2であるにもかかわらず、生気が感じられないことです。鳩山首相に何かあれば、彼が首相になるわけです。もっと生気が満々としていなければならないのですが、これがないのが気懸りです。岡田外相も鳩山首相と相談せずに自分の考えで動きそうですから、これも後々波紋を起こしそうです。北沢防衛相は、鳩山首相の官僚主導から政治家主導の方針に合わせず、すべて官にやらせそうです。年齢(71歳)もありますが、これまでも自分でやったことはないと思われますので、いきなり官に頼らず自分でやれといっても困難でしょう。これは、ミスキャストのように思います。紅一点の福島瑞穂氏も少しはしゃぎ過ぎの感があります。しかし、この消費者・少子化担当大臣というのは、これまでも誰も一生懸命やって来なかった部署ですので、多少、羽目をはずしても大丈夫でしょう。亀井静香氏はちょっと太り過ぎの感があります。郵政・金融担当大臣ですので、かなりの激務です。体力的に大丈夫かと思います。太り過ぎで、蛙がモーニングを着ているように見えました。まず、予算を絞るよりも、自らの体重を絞る方が先のようです。また、平均年齢が、60.7歳というのも気にはなりますが、今の60歳は若いので大丈夫でしょう。国民は、これまでの自民党政権にはない爽やかさを感じ、何かやってくれるだろうと期待しています。
 今回、内閣に入らなかった人に山本モナと路上キスをした細野剛志氏、馬渕澄夫氏、枝野幸男氏、野田佳彦氏などがいます。民主党は、よく人材が育ったものです。麻生政権のときの内閣と大違いです。それに田中真紀子氏も残っています。民主党ではありませんが、鈴木宗男氏なども外務副大臣あたりで起用すれば面白いのでしょうが、岡田氏とは合わないでしょう。

2009年9月17日木曜日

カツマー信者は身も心もボロボロ

 カツマーというのは、勝間和代氏(40)の熱心な信者のことです。正直、わたしも知りませんでした。もっとキャリアアップしたいという女性たちです。勝間氏が、午前中は3時間ジムで汗を流すと聞けば、早朝ジムに通います。会社に着くとクタクタです。移動は、自転車通勤と聞けば、自転車痛勤します。タバコも酒も無駄だと聞けば止めます。勝間氏が「情報を発信した人にいい情報が回って来る」と聞き、毎日ブログを更新するために、そのネタ探しで、本を漁り、生活がブログ中心になったという人もいます。また、人との付き合いに対しても自分に役に立つかどうかで判断するようになったといいます。しかし、勝間氏が、プライベートで家族と外食するときは、「サイゼリヤ」、出前は「チャイナクイック」と聞き、カツマーになろうと努力してきた自分が急にむなしくなったともいいます。結局、勝間氏が言うようにやって、身も心もボロボロになったというカツマーが増えているそうです。
 これに対して、香山リカ氏が「勝間和代を目指さない」という本を出して、これが31万部売れたそうです。9月25日号の週刊朝日、9月27日号のサンデー毎日でも取り上げていました。この本のタイトルは、「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルールの10番目のルールとして出て来るのが、勝間和代を目指さないです。
 勝間氏は慶応大学中に当時史上最年少で公認会計士の2次試験を合格し、マッキンゼー、JPモルガンなどの外資系企業から経済評論家になった人です。2度の離婚を経験し、シングルマザーで3人のこどもを育てています。私生活は、けっして成功ではなかったようです。これが、彼女の生き方の問題なのでしょうか。これは、分かりません。強さを売る女性ですので、本音は言わないでしょう。女性は、強くても結構ですが、弱いところもあって、いいのではないでしょうか。強いだけの女性は、魅力がありません。
 香山氏は「いつから生きることにこんなに大変になってしまったのだろう」と自問自答しています。成功者の人生が報じられているような本当に素晴らしい人生で悩みなき生活を送っているのだろうか、とも語っています。 
 わたしは、直接的には、勝間氏を知りません。NHKの教育テレビで見たことがあるだけです。スチール写真は、かなり美人だなと思いました。番組で動画になると、少し不自然な感じを受けました。率直に言うとあまり好きではありません。衆議員選挙で敗れた片山さつき氏にも同じにおいを感じました。あまり、こういう人を手本にしない方が、日本の女性はいいのかも知れません。優しさが失われる感じがします。

2009年9月16日水曜日

現代の日本を救ってほしい偉人

 少し古くなりますが、7月9日~14日に計男女1000人に聞いたアンケート結果があります。
 1位は坂本龍馬でした。かれは、司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を読んだ人が多く、その影響を多分に受けているように思います。たしかに魅力ある人物です。霧島に新婚旅行に行ったことも可愛げがあります。元台湾総統の李登輝氏が、9月5日、日比谷公会堂で講演をしたときも坂本龍馬の「船中八策」を引いて、民主党に提案しています。現代でも参考にして陳腐化していない内容ということでしょう。
 2位は織田信長です。戦乱の世をもう少しで終わりにした信長には、誰にもないパワーがありそうです。かれは、たしかに今の景気をよくしてくれるでしょうが、跡が心配です。ファシズムが吹き荒れそうです。
 3位は聖徳太子。わたしは、かれの事績は蘇我馬子などが行ったもので、かれ自身の業績は、ほとんどなかったと思っています。精神に異常をきたした繊細なイメージしかありません。
 4位に田中角栄が出て来ます。景気に手を打ってくれそうなのでしょうか。わたしは、もう結構です。かれのやった日本列島改造論で日本の土地価格が高騰し、サラリーマンは、一生の仕事に家を建てることに負われたように思います。核家族になり、思いやりの少ない時代、家庭にしたのもかれの政策の一旦ではあるでしょう。
 5位が徳川家光。これは、理由が分かりません。
 6位が西郷隆盛。政治家としては、一流ではなかったでしょう。ただ、温かい感じはしますが、武士に対しての政策などは、冷たいものです。富国強兵に走り過ぎて、国民はおいていかれた感がします。
 7位が豊臣秀吉。やはり、今が暗いのでしょう。明るい秀吉によって、世の中を明るくしてほしい願望があるのでしょう。
 8位がどういうわけか、卑弥呼。これは、女性に引っ張ってほしいという願望のようです。県知事には、女性が多くなりましたが、まだ実績の上がっている人は聞きません。千葉県庁の泥沼汚職は、女性知事の時ではなかったでしょうか。
 9位が伊藤博文。10位が福沢諭吉。このあたりは、平凡です。タイムマシーンでわざわざ連れて来る必要はありません。上杉鷹山、二宮金次郎、小松帯刀、大久保利通とかは、出てこなかったようです。
こういうことを書くと怒られるでしょうが、このオリコンチャート調べは、先のコメンテータにしろ、少しレベルが低いのかも分かりません。

2009年9月15日火曜日

竹中平蔵氏、パソナ会長に就任

 人材派遣大手のパソナグループは、8月26日、小泉政権で経済財政担当相や総務相を務めた竹中平蔵氏(58)が取締役会長に就任したことを発表しました。代表権は持たないようで、任期は1年です。知りませんでしたが、竹中氏は、平成19年からパソナの特別顧問を務めていたということです。今回の会長職就任は、民主政権の成立によって、派遣法の改善が真っ先に行われるために、これに対して派遣企業が自己を守るための発信するためでしょう。
 率直なところ、パソナも竹中氏もこれでいいのかと思います。竹中・小泉のコンビが「労働者派遣法」の規制を緩め、ワーキングプアを大量に作ったのは多くの人が知るところです。年収200万円以下の労働者をどれだけ増やしたのか。パソナはこの恩恵を受けて03年5月期の売上が1356億円だったのが、08年5月期には2369億円とこの不況の時期に大幅に売り上げを伸ばしています。自民党の衆院議員は、投票の前で、ただでも逆風が吹いているのに、矛先が自民党に向けられるとカンカンになって怒っていました。竹中氏も民主の躍進に手を貸したようです。
 ところで、検察庁も竹中氏やパソナについて、その財産形成などを徹底的に調べるべきでしょう。何か、出てきそうです。

2009年9月14日月曜日

大原麗子さんの思い出

 8月3日に大原麗子さんが享年62歳で亡くなりました。最期はひとり寂しくだったようです。大原麗子さんの出演した映画は見たことはあるのですが、もちろん、個人的な付き合いはありません。ただ、強烈とも思える思い出があります。大原麗子さんと森進一さんが結婚しているときに訪問したときでした。当時、セコムのマイアラーム24という家庭用のセキュリテイシステムを開発して販売しているときでした。クレームがあって、訪問いたしました。ガラス窓を開けると侵入センサーが働いて警報が鳴るのですが、無線送信機の前に大きな銅の花瓶のような置物が置いてあったのです。電波は、微弱電波ですので遮られて受信機に届きません。届かないと警報が鳴りません。その侵入センサー用の送信機を花瓶の陰から上に上げないとダメなのです。説明しても、「ダメだ」と言われました。眉の間に筋が立っていました。これは、いくら説明しても納得してくれそうにないので、今日は引き上げようと退散しました。毎日来れば、いずれ誠意で許してくれるだろうと覚悟していました。そして、翌日、再び訪問しました。そしたら、今回は、森進一さんが出て来ました。それで、同様に説明しますと、「上につけてもいいですよ」ということで、急いで送信機を花瓶の上の方に移しました。テストをしますと当然、OKです。帰りには、「ご苦労さまでした」と、タバコを二箱くれました。長居は無用と、急いで帰ってゆきました。このとき、大原さんは、美人だが、森さんも大変だろうなと思いました。それから、しばらくして、ふたりは離婚しました。森さんは、美人に懲りたのでしょうか、二度目は森昌子さんを選びました。

2009年9月13日日曜日

あなたの好きなコメンテーター

 7月16日~21日のオリコン調べで、10代、20代、30代、40代の男女それぞれ150人、計1200人にアンケートをとりました。結論から、言いますと、わたしは、このアンケートを信じません。というよりも、信じたくないと言った方がいいでしょう。わたしの回りの人に聞きましたら、わたしに近い感想でした。まえおきは、別に結果を言いますと、2007年の調査開始以来、2年連続で1位だったテリー伊藤を抜いてデーブ・スペクターが1位になりました。本当は、黒い髪なのに金髪に染めてがんばっています。理由は、コメントの的確さ、知識の豊富さというのですから、驚きです。テリー伊藤は、歯に衣を着せぬ物言いがとてもかっこういいというのですから、口があんぐりします。結局、順位は次のとおりでした。3位の宮崎、8位の勝谷も???です。4位のマツコ・デラックスは、わたしは知りません。こうして見ますと、日本にはコメンテーターというのが、育っていないようです。
 1位 デーブ・スペクター
 2位 テリー伊藤
 3位 宮崎哲也
 4位 マツコ・デラックス
 5位 ピーコ
 6位 眞鍋かをり
 6位 森永卓郎
 8位 勝谷誠彦
 9位 高木美保
 10位 鳥越俊太郎

2009年9月12日土曜日

65歳無職男の悲哀

 9月9日、静岡県の富士宮署に65歳の無職の男性が、重過失失火で現行犯逮捕されました。理由は。誤ってローソクを倒して計5棟を焼く大火事を起こしたためです。
聞くと少し可哀想です。貧乏暮らしで、料金が払えないために電気、水道が止められていたというのです。1、2年前からローソクで明かりをとっていましたが、その日も焼酎を飲み、トイレに行って、戻る際に知らずにローソクを倒して失火していたようです。本人も手や顔にやけどを負いました。また隣接の民家や旅館などにも延焼して計5棟を焼きました。
 この男性は、10年前から大工仕事をやめて、貯金で食いつなぎ、昨年頃からは月6万5千円の生活保護を受けていました。家は、自分の家です。水は、近くの神社に汲みに行っていました。不思議なのは、電気は止められても水道は生死に関わるので、止められないと聞いていたのですが、いつから止めてもいいことになったのでしょう。もしくは、富士宮市だけでしょうか。一度、調べてみたいと思います。
 なぜ興味を持ったかと言いますと、わたしも65歳なのです。わたしは100歳まで仕事をするつもりでいます。最近の日本の高齢者をみますと、65歳が高齢者といえるかどうか分かりませんが、配偶者を亡くして一人になりますと、悲惨な日々を送っておられる人が多いように思えます。また、夫婦で残っていても楽ではないようです。近所の人たちにも優しさが消え、利己の心のみがはたらいているように思います。マンガの「三丁目の夕日」の時代を懐かしく思います。新聞では、触れていませんでしたが、奥さん、こどもはいなかったのでしょうか。持ち家といえ、たいした資産価値がなく、売ってもいくらにもならなかったのでしょうか。今回の件を見ていますと、日本は社会主義の国だといいますが、はたしてそうでしょうか。自分がこの立場に立つとどうなるのでしょう。ゾッとします。昔は、各町内にお金を持った篤志家がいたように思います。そして、そういう人が面倒を見、相談に乗り、アドバイスをしてあげていました。今は、そういう情というものが、なくなったように思います。日本の経済成長は、何だったのかとあらためて思った出来事でした。テレビ局もゴミ男やゴミ女に時間を割くくらいなら、こういう社会的な問題を報道してほしいものです。

2009年9月11日金曜日

イシンバエワの神話は終わらなかった

 8月17日、ベルリンで行われた世界陸上の女子棒高跳び決勝で、3連覇を狙った世界記録保持者のロシアのエレーナ・イシンバエワ(27)が記録なしに終わる波乱がありました。1回目の4メートル75を失敗しましたが、2度目を飛ばずに4メートル80にバーを挙げました。ところが、ここで2回とも失敗しました。この結果、4メートル75を跳んだアンナ・ロゴフスカ(ポーランド)が初優勝しました。イシンバエワは、記録なしに終わりました。わたしは、イシンバエワが足の調子もよくないと聞いていましたので、金メダルがとれないなら、2位や3位に入るのは、自分のプライドが許さないと思い、バーを挙げたと思いました。これで、イジンバエワの復活はないだろうとも。
 ベルリン国際陸上から2週間後の8月28日のスイスのチューリッヒ国際陸上に臨みました。そして、ベルリンでは跳べなかった4メートル80を上回る4メートル81を簡単にクリアしました。ベルリンで優勝したアンア・ロゴフスカが、4メートル86を失敗すると、あとはひとり舞台です。5メートル06の世界新で優勝しました。通算27度目の世界新記録です。ベルリンで1回も跳べずに神話は終わったと言われましたが、神話は終わっていませんでした。イシンバエワは復活しました。棒高跳びが何歳まで跳べるのか知りませんが、もっと頑張ってほしいものです。がんばっている女性は、美しいものです。

2009年9月10日木曜日

小善は大悪に似たり

 この言葉は、京セラの稲盛名誉会長がよく使われる言葉ですが、これは小さな善いことをしようとすると、かえって善いことにはならず、大悪になるというものです。今回の民主党が国民新党とともに社民党を閣内協力させようというのは、これに似ています。民主党は、参議院が単独過半数に達していないためにうまく国会運営できない恐れがあるために閣内協力させて、口を封じようということでしょう。しかし、インド洋沖での他国へ給油などの案件で、社民党の言う、即時停止などを聞いていると、民主党は立ち往生せざる得なくなります。今回の選挙でも民主党は社民党に協力し、辻元清美氏などを当選させています。この選挙では、民主党が社民党に貸しを作ったともいえます。閣外協力に留めておかないと国会運営で困ったことになります。すなわち、小善を考えた故に民主党政権を揺るがす大悪になりかねません。福島瑞穂氏、亀井静香の言動で内閣が落ち着かなくなります。ひいては、政権が揺さぶられます。4年間は、閣僚を替えるべきではありません。ここは、小善は避けるべきです。

2009年9月9日水曜日

6月の完全失業率が5.4%に

 経常黒字が16カ月ぶりにプラスに転じたり、機械受注が9.7%増などと、景気は3月に底を打ち、反転をしたような発表が、なされています。しかし、6月の完全失業率は、5.4%と過去最悪の5.5%に迫っています。実際の雇用情勢は、数字よりもはるかに深刻です。解雇せずに一時帰休などで雇用を維持する企業に国が給付する雇用調整助成金で、"隠れ失業者"の顕在化を何とか食い止めています。助成金申請者は、6月で約238万人に達しています。これを失業者として換算しますと、失業率は8.8%に跳ね上がります。昨年6月の助成金申請者は、1774人でした。それが、今年6月は238万人で,実に1300倍の増え方です。助成金がなければ解雇されていた可能性があり、"隠れ失業者"と位置付けられます。問題なのは、救済を続けると中小企業が人件費の穴埋めに使っていると指摘しているひともいます。よくシンクタンクは、衰退事業や産業からの雇用の受け皿となる成長産業へ転換させないといけない、あるいは職業指導を行って、転職しやすいようにするといって、職業訓練所を作ったり、補助金を出したりしていますが、ほんとに効果が上がっているのか、非常に不透明です。効果が上がっているかどうかに関係なく、ただやっているだけの気がします。これまで、建設や土木を行ってきた人が、人手が足りないからといって、ちょっと教育を受けてソフト産業や福祉に行けるでしょうか。ゼロではないでしょうが、非常に少ないと思います。こういう対策は、学識経験者などに任せずに第一線でやっている人たちの意見を聞くべきでしょう。これまでのシナリオ、経験しか書けない学識経験者や役人には無理なことです。
 これらの数字は、これまでは自民党が作った数字ですが、これからは民主党が負わねばなりません。しっかり目を開き、耳を澄まして聴いてほしいものです。野党の生活、習慣からは、早く脱却して、国民視線で取り組んでほしいものです。

2009年9月8日火曜日

伊首相夫人ベロニカさんの離婚理由

 イタリアのベルルスコーニ首相(72)との離婚手続を進めているベロニカ夫人(53)が、離婚に対する理由を述べています。「夫が世界の笑いものになることは止められない」と、首相を批判しています。首相は、ここまで首相がするかという失言や奇行で国際社会の関心を買いました。夫人が20年近い結婚生活で3人のこどもまでもうけたことにピリオドを打つ離婚の決意をしたのは、首相が「仕事」とうそをついて、関係を噂された18歳の女性の誕生パーテイに参加したことを挙げましたが、そのほか、数え切れないうそがあったと指摘しました。長年、首相の女性関係に長く、我慢を重ねてきたようです。女性の中には、いわゆる売春婦に属するひともいたようです。ベルルスコーニ首相は、非常な金持ちですので、離婚の時の慰謝料は、どれほどになるのでしょう。
 しかし、ベルルスコーニ氏は、72歳、元気なものです。イタリア男の代表のようなものでしょうが、幸いか、不幸か、日本の政治家には、このような人はいないようです。

2009年9月7日月曜日

兵庫・豊岡市の副市長に元京セラ社員

 兵庫県豊岡市が副市長を公募していましたが、21日、元京セラ社員の真野毅氏(53)が1371人の応募者の中から選ばれたことを明らかになりました。市議会の同意を得て、9月15日に就任の予定だそうです。豊岡市は、コウノトリの人工繁殖地として知られています。人口は9万人に足りません。わたしの記憶では、バッグ、カバンがよく作られていたように思います。市町村合併で温泉地で有名な城崎も豊岡市に含まれたように思います。
 彼は、京セラがアメリカのクアルコムの工場部門などを買い取ったときにアメリカに赴任しました。そのあと、社長になり赤字であった会社を黒字にして日本に戻って来たということです。そのあと、京セラの横浜にいましたが、その後、クアルコムジャパンの社長になっていたはずです。
 いずれにしましても、民間出身者が、地方自治体で成果を出すということは意義のあることだと思います。アメリカで苦労した体験を豊岡市で生かせればと期待しています。京セラは稲盛式の会計学で鍛えています。毎月が決算というやり方ですので、フィードバックが早く市役所に新風を巻き起こすでしょう。民間企業の出身者が役所に入って経験を生かすということは重要です。是非、成功してほしいと思います。

2009年9月6日日曜日

ウイルコム社長が交代

 簡易携帯電話のPHS事業者であるウイルコムの社長が交代しました。現社長の喜久川政樹氏(46)は副会長に退き、ソニー出身の久保田幸雄氏(59)が新社長に就任します。26日の臨時株主総会および取締役会で正式決定します。ウイルコムの出資構成は、出資者がカーライル6割、京セラ3割、KDDIが1割だったはずです。カーライルは、もっと早く上場させて、大きな利益をあげて、逃げる予定だったでしょうが、うまく進んでいません。久保田氏の社長就任は、カーライルの意向でしょうが、果たして、これはうまくいくでしょうか。10月から次世代PHSの「XGP」のサービスを本格開始する予定ですので、体制を強化したいわけでしょう。カーライルが送り込んで来た人なので、相当の人物でしょうが、以前と比べて、PHSを取り巻く環境は、大きく変わっています。5000万人いる中国のPHSユーザーも毎月100万人以上が減っています。そして、2011年末には、電波を出すことは許されません。わたしは、もっと早い段階に手を打つことを勧めたのですが、あいにく聞いてくれずに今日に至りました。ウイルコムは、総務省から周波数をもらったので、これを資産に資金を集めるつもりでしょうが、一般ユーザーは現状に満足しています。非常に難しい展開が予測されます。どこかのファンドが、投資するのでしょうが、山師的な発想をする人以外は、難しいでしょう。総務省もバカな投資をさせるものです。うまくいけば、自分らが天下りするつもりでしょうが、そうはドジョウはいないでしょう。

2009年9月5日土曜日

横浜市長に林文子氏が当選

 中田前市長の辞任を受けて、選挙が行われた横浜市長選挙ですが、民主、国民新党が推薦した林文子氏(63)が当選しました。無所属の中西健治氏(45)らを破り、当選しましたが、民主党が衆院選挙で大勝したのに、3万6000票差まで追い上げられました。林氏は外車デイーラーの社長をやったり、ダイエーの会長をやったりで実績はあるのでしょうが、意外と票が伸びませんでした。横浜市民の期待度が低いのかも分かりません。わたしは、林氏には会ったこともありません。テレビなどで見る限りの印象ですが、自らはあまり仕事ができないのではないでしょうか。調整型のような気がします。役人を使うのは、うまいかも分かりません。うまく使えればいいのでしょうが、前の大阪府知事の太田氏や、元三洋電機会長の野中ともよ氏のようにならないことを祈るばかりです。実績の上がった中田氏の後ですので、やりにくい面もあるでしょうが、実績を上げてほしいものです。
 しかし、今回の選挙を見ても感じるのは、風はある程度若くないと起こせません。特に女性は、その感じがします。そして、国会に行ってその風をいつまでも追い風にして、国民のための政治ができるのか、しっかり頑張ってほしいものです。

2009年9月4日金曜日

自民党の派閥崩壊

 今回の衆院選挙で、自民、公明は大敗の結果、自民党の派閥の領袖にとっては、おぞましい現実が突きつけられました。自民党は、解散前には、303議席があったものが、119議席までに劇的に減りました。細川、羽田政権が出来たときも自民党は、政権を9カ月譲りましたが、第1党でした。それが、今回は第2党に転落し、政権も譲りました。しばらくは政権奪取の夢はありません。公明党も31議席を21議席に減らしました。小選挙区では、全敗でした。
 ところで、この惨敗のおかげで、衆院の派閥構成が大幅に変わりました。衆院では、古賀派が50人から25人で第1派閥になりました。次が、町村派で62人から23人、山崎派は34人から16人、津島派は45人から13人、伊吹派は19人から8人、麻生派は16人から8人、二階派に至っては13人から派閥の長の二階氏のみとなりました。
 町村派は、参議員を入れると50人でやはり第1派閥です。津島派は、36人ですが、派閥の長の津島氏が落選しています。古賀派は34人で、この3派が20人以上の推薦人を確保しているという状態です。山崎派は19人。さらに山崎氏自身が落選しています。もっとも早い選挙が来年の参議院の選挙ですが、それまで山崎派はどうするのでしょうか。やくざのようにどこかの派閥に預かってもらうのでしょうか。伊吹派も15人で推薦人すら確保出来ていません。今後どうなるのでしょう。以前に細川政権が出来た時も自民党を離れた人がいました。今回の負け方は、当時よりもはるかにひどく、今回の選挙で借金も相当作ったでしょうから、これらの返済を考えると、いい機会を見つけて、民主党に移る方が得と考える人が出てくるでしょう。風見鶏の小池百合子氏も、すり寄ってゆくでしょうが、小沢氏のことをボロボロに言っていましたので、難しいでしょう。今頃、“口は災いの元”と思っているでしょう。今後、どう動くか楽しみです。経団連会長の御手洗氏などは、選挙結果が出た後も“自民党に今後も期待する”旨のコメントを出していましたが、かなりKYな人のようです。

2009年9月3日木曜日

事務機メーカー各社が消耗品で稼げず

 キヤノン、リコーといった事務機メーカーが、軒並み消耗品で稼げなくなりました。これまでは、本体は安くし、消耗品のトナー、インク、カートリッジ、用紙などの消耗品で稼いでいましたが、そのビジネスモデルが壊れ始めたようです。
 各社が経費削減を打ち出したことによって、この傾向が顕著になりました。軽自動車のスズキなどは、経費節減で消しゴムひとつでも、簡単に使えないようになったそうです。さらにカラーコピーも禁止しています。カラーコピーの禁止は、大手事務機メーカー自身も抑制しています。これまでの本体を安くして、消耗品で稼ぐということが、出来なくなりました。今後、事務機メーカーは、本体は本体、消耗品は消耗品で個々に稼ぐ本来の姿に戻るのでしょう。そうなると、消耗品は安くなるでしょうから、トナーやインクのコピー品を作っていたところは、どうなるのでしょう。事務機メーカーが消耗品を安くしてくるとコピー品メーカーは利益が出しにくくなります。しかし、かれらは逞しいので、生き残るでしょう。問題は、二番手以下の事務機メーカーです。本来は、コンピュータ時代が進むとペーパーレスになると云われていましたが、実際はコピーが増えていました。この経費節減で、コピー枚数が減ると、環境問題にもいい影響をあたえるのでしょう。

2009年9月2日水曜日

衆議院議員の議員立法件数

 今回の衆院選挙は、歴史的な民主党の勝利で終わりました。この日のことは、長く忘れないでしょう。日本再生の一歩になってほしいものです。
 ところで、議会というのは、言うまでもなく立法府です。すなわち、法律を作るところのはずですが、調べますと、なんと自民党議員の議員立法の提案件数が非常に少ないことが分かりました。これに比べて、民主党議員は、真面目に出しています。また質問主意書の提出も民主党議員は、多く出しています。これは、研究所にいながら、まったく研究論文を出さないのに研究者面をしているようなものです。結局、自民党は、法案は、すべて役人に作らせていたわけです。何をしていたのでしょう。これに比べて、民主党の議員は、役人の協力を得られないために自分でせっせと法案を作り、国会に提出していました。ほとんどが、ボツになりましたが、今回、与党になったことで、役人にも頼らずに法案を作れるという強みがあります。多くの評論家が、この点を見ていず、民主党は役人の協力を得ずに大丈夫かと言っていますが、まず大丈夫でしょう。
 2005年9月11日から2009年9月までの約4年間の立法の提出件数と質問主意書提出件数、委員会での発言回数を列挙します。立法の提案件数の10位までを挙げました。

順位

氏名

立法の提出件数

質問主意書提出件数

委員会での発言数

山井和則

30

147

65

園田康博

20

2

65

長妻 昭

18

69

68

大口善徳 (公明)

17

0

50

細川律夫

17

2

48

武正公一

15

6

89

山田正彦

15

2

24

福島 豊(公明)

14

2

54

枝野幸男

13

2

54

10

郡 和子

13

10

36

 自民党では、後藤茂之氏が16位で11件が最高です。一年生議員の片山さつき、猪口邦子もゼロです。大物では、伊吹文明、山崎拓などもゼロです。民主党の前原誠司もゼロなのは、気掛かりです。国会議員の本業は、国民のためになる法律の立案と立法です。各国会議員は、初心に戻って業務に精励してほしいものです。

2009年9月1日火曜日

衆院選挙

 念願であった政権交代が実現しました。この選挙結果を見ますと、これまでいかに自民党の各議員が選挙区をおろそかにし、国民への視線がなかったかが分かります。選挙前に急に訴えても国民は騙されません。小泉劇場で、国民の多くは騙されました。郵便局の解体で、国民生活はよくなると信じていましたが、結果は、みんなが知るとおりです。地方の農業は、疲弊し、町にも失業者が増え、年間収入200万円以下の労働者が多くを数えました。是非、これらの問題には、真剣に取り組んでいただき、来年の参院選挙でも大勝してほしいものです。
 ところで、わたしが注目した選挙区の勝敗を調べてみます。
① 北海道12区 武部勤(自民)と松木謙公(民主)。予想どおりに松木氏の勝ち。武部氏は、比例で復活当選です。11区の中川昭一氏は、比例での復活もありませんでした。
② 岩手4区 小沢一郎(民主)と高橋嘉信(自民)。これも予想どおりに小沢氏の圧勝でした。
③ 福島2区 根本匠(自民)と太田和美(民主)。これも、予想どおりに太田氏の勝ち。
④ 東京5区 佐藤ゆかり(自民)と手塚仁雄(民主)。これも、予想どおりに手塚氏の勝ち。佐藤ゆかり氏は、比例での復活当選もありませんでした。
⑤ 東京10区 小池百合子(自民)と江端貴子(民主)。これは、江端氏の勝ちで、予想が、はずれました。小池氏は、比例での復活当選です。
⑥ 東京11区 有田芳生(日本)と下村博文(自民)。これは、予想どおりに下村氏(自民)が勝ちました。有田氏は、比例での復活当選もありませんでした。
⑦ 東京12区 太田昭宏(公明)と青木愛(民主)。これは、予想外に青木氏が勝ちました。予想のところで、「投票率が70%近くにならないと難しいでしょう」と書きましたが、69%の投票率が青木氏の追い風になりました。太田氏は、比例に登録していませんので、これで議員を辞めねばなりません。まさか負けるとは、思っていなかったのでしょうが、意外な潔さを見た感じです。
⑧ 神奈川11区 小泉進次郎(自民)と横粂勝仁(民主)。予想どおり小泉氏の勝利でした。
⑨ 静岡7区 片山さつき(自民)、城内実(無所属)、斉木武志(民主)。予想がはずれて城内氏が勝利しました。かれの落選してからの行動を知っていますので、できれば日本のためにも勝ってほしいと思っていましたが、神は、よくそういう人に不幸を与えますので、勝てないかもと思っていましたら、静岡の選挙民は、城内氏の日常の活動をよく見ていてくれたようです。かれは、浪人中、後援者からのわずかな支援で食いつないで来たのです。心から、おめでとうと言いたいと思います。
⑩ 石川2区 森喜朗(自民)と田中美絵子(民主)。予想どおりに辛うじて森氏がかわしましたがまさに僅差でした。
⑪ 愛知9区 海部俊樹(自民)と岡本充功(民主)。予想どおりに岡本氏が圧勝しました。海部氏は、引退するそうです。
⑫ 京都5区 谷垣禎一(自民)と小原舞(民主)。予想どおりに谷垣氏が、勝ちましたが、7千票差までに詰められました。谷垣氏にとっては、初めての経験でしょう。小原氏は、比例で復活当選です。変わり種の経歴が生かされることを願います。将来は、小池百合子氏のような防衛に門外漢の人が、防衛大臣になるよりは、小原氏のような経験のある人がなる方がいいでしょう。
⑬ 兵庫8区 冬柴鉄三(公明)と田中康夫(日本)。田中氏の勝利を願っていましたが、公明党、創価学会が死に物狂いでかかってくるだろうから、無理だろうと思っていましたら、予想がはずれて、田中氏が勝ちました。冬柴氏も比例に登録していないので、これで議員を辞めなければなりませんが、もともと高齢です。この選挙区は、今回の選挙の象徴のようでした。
⑭ 愛媛1区 塩崎恭久(自民)と永江孝子(民主)。予想どおりに塩崎氏が勝ちましたが、永江氏が、3千票差まで追い上げました。この選挙区は、自民党が一度も負けたことがなかった選挙区で、公明党の組織票5万票が流れたという中ですから、地元放送局の昼の顔は強かったと言えます。永江氏はよくやったと思います。ふたりのこどもが、母の選挙を応援している姿には感動しました。永江氏は、比例で復活当選ですから、これからもテレビなどで見ることがあるでしょう。
⑮ 福岡2区 山崎拓(自民)と稲富修二(民主)。予想どおりに稲富氏が勝ちました。稲富氏は見た感じは、あまりよくありませんので、風の勢いで稲富氏に投票した人が多かったのでしょう。山崎氏は、比例による復活当選もありません。
⑯ 福岡7区 古賀誠(自民)と野田国義(民主)。予想どおりに古賀氏が勝ちました。もっと、接戦になるだろうと思っていましたら、2万4千票の差をつけられました。野田氏も比例で復活当選です。
⑰ 長崎2区 久間章生(自民)と福田衣里子(民主)。これも予想どおりに福田氏の勝ちでした。久間氏は、比例での復活当選もありませんでした。
 結局、予想は、13勝4敗でした。勝率は、.764でしたので、まずまずでしょう。
 ところで、民主党を離党した浅尾慶一郎氏は、神奈川4区の小選挙区では、負けましたが、“みんなの党”で、比例で復活当選しました。先のブログでも書きましたが、神奈川県でもっとも総理に近い人と個人的に思っていますが、小才のある人に限って、先を急ぐのをあせって遠回りをします。今後も注目したいと思います。国民新党や社民党よりも“みんなの党”は、注目に値します。