2009年7月15日水曜日

観光立国日本

 資源のない日本が、生きていくには、外貨を集める以外にありません。わたしたちは、そのためにテレビを作り、ビデオを作り、車を作って、せっせと外貨を稼いできました。その結果が円高で、日本で生産していては、採算が合わなくなってきました。このため、海外で作らざるを得なくなっています。日本は、鉱物資源もありませんし、農産物の自給も出来ていません。すべて外貨で買わざるを得ません。わたしたちの世代は、まだこれまで稼いだお金があるのでなんとかなりますが、次の世代は、どうなのでしょう。アスファルトの道路も作り過ぎて、少なくとも数年ごとにメンテナンスが必要です。未来永劫、金がかかる仕組みが出来上がっています。これを維持する金が、続くはずがありません。今の政治家、官僚は国民から税金を絞ることしか考えていません。もっと富を生むことを考えてほしいものです。
 2007年9月13日の「正論」懇話会で安藤忠雄氏が、『観光立国 日本は、可能か』という演題で話をされていました。「20世紀の経済発展が、自然に恵まれた国土を壊した。ラフカディオ・ハーンやポール・クローデルが認めた国土の美しさが失われてしまった。前世紀に失ったものを取り戻す努力が必要だ」と指摘されていました。
 また、当日、先に話された熊谷信昭兵庫県立大学長は、「地デジなど語感が汚い言葉が使われている。言葉が汚くなっている国は、国そのものも乱れ、汚くなっている」と話しています。
 もう一度、日本の美しさ、日本人の美しさを世界に明らかにしたいものです。その結果、世界から、日本を観光し、日本人と交流するということが起こり、外貨を落としてくれるのではないでしょうか。言葉についても、極力、きれいな言葉を使いたいものです。

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