2009年6月18日木曜日

世界一平和な国

 英国の調査機関などが、今年の「世界平和度指数」を2日に発表しました。指数は英誌エコノミストの調査部門とシンクタンクが世界の144国を対象に、国内勢力間や外国との紛争、犯罪やテロの危険性、政治の安定性などを数値化し、2007年から毎年実施しているものです。
 「世界一平和な国」とされたのは、ニュージーランドでした。最下位は、3年連続で、イラクでした。日本は、昨年より2つランクを下げて、7位でした。G8の中では、8位のカナダをかわし、かろうじてトップを守りました。2位がデンマーク、3位がノルウエーです。上位10カ国の半数は、北欧諸国でした。アジアでは、シンガポールが23位、韓国33位、中国74位、北朝鮮は、最下位に近い131位でした。米国は、テロの危険が減ったとして、昨年よりも14ランクアップして、83位となりました。あと、ロシアが136位、アフガニスタンが143位、イスラエルが141位と妥当な順位のように思います。
 どうやら平和のためには、暑いところよりは、寒いところ、もしくは季節の変化があるところの方が、平和なようです。日本は、平和No.1にしたいものです。そのためには、“衣食足りて礼節を知る”というように、失業率が低く、生活が安定していなければならないでしょう。乳牛でもストレスを与えない乳牛は、おいしい乳を出すそうです。ストレスのない社会にしたいものです。

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