2009年5月24日日曜日

韓国前大統領自殺か

 今日の夕刊やテレビによると韓国の蘆武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が自殺したようです。遺書も発見されています。かれは、1946年8月生まれですので、わたしより2歳年下です。先にブログに書きました宮本駐中大使と同年齢です。かれは商業高校卒にもかかわらず、勉強して司法試験に合格し、弁護士となりました。その後は、人権派弁護士として活躍し、1986年に国会議員に初当選しています。そして、2003年2月から2008年2月まで大統領を務めました。かれは、「カネにきれいな蘆武鉉」のキャッチフレーズで売りました。それが、国民の期待とは、ウラハラに理念先行が目立ったり、経済政策を失敗しました。北朝鮮へも前の金大中大統領のあとを継いで太陽政策をとり、多くの支援金を送った結果が、核爆弾、ミサイルの開発に使われ、世界に脅威を振りまいています。また、今回の自殺(?)に追い込まれたのは、在任中の600万ドルに上る不正供与資金疑惑です。奥さんも長男も検察の厳しい取り調べを受け、かれも精神的に相当にまいっていたようです。そして、来週はいよいよ蘆武鉉氏の逮捕状が出るか、在宅起訴になるかの時でした。
 かれは、途中から完全な反日、嫌日になったように思います。60年以上の日本統治時代に日本に協力した人を徹底的に捜索したり、およそ人権派弁護士にふさわしくない行動をとりました。資金的なバックがないので、資金を短期に作る必要があったのでしょう。
韓国の歴代大統領は、なかなか晩年を安らかに過ごせません。お金の誘惑に負けるからでしょうか。東洋には、「足るを知る」といういい言葉がありますが、なかなかこの言葉を実行できないようです。わたしは、齋藤一人氏のCDを毎晩、聞いています。今では、子守歌代わりですが、かれの話の中にまさにこの「足るを知る」があります。金を信じて、集めようとすると、お金に裏切られるようです。「足るを知る」の精神でゆきたいものです。

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