2009年4月27日月曜日

上海浦東空港の閑散

 先日、日曜日に上海浦東空港から成田に戻って来ました。14時頃です。ガラガラでした。やはり景気が悪いのでしょうか、中国の団体旅行客も少なく、景気がまだ立ち直っていないかと思いました。中国の株価、地価は随分と戻って来ました。しかし、まだまだ本格的な復調とは言えないのでしょうか。国内旅行にシフトし、海外旅行は減ったのかも分かりません。国内の飛行機は、常に満席に近い感じがします。日本人としては、よく中国国内の飛行機にも乗るのですが、それほど安くない航空運賃を払って、これだけの人がよく往来するものだと感心します。これに比べて、日本の国内線は、空席が目立つことがあります。高速道路を1000円にしたからでしょうか、土日は車で、家族で出かけるのでしょう。一方で、エコを言いながら、一方でガソリンを消費するこういった施策を打つのでしょう。少なくとも、胡錦濤、温家宝のお二人の方が、日本の政治家よりは、政治に熱心なように思います。国民の声に熱心に耳を傾けています。馬鹿笑いを見たことがありません。麻生首相は、またホテルのパブでの時間が増えたようです。
 上海浦東空港の閑散は、中国が内需に切り替えた証しかも分かりません。この時期、海外旅行をして、海外にお金を落とすよりも国内旅行で国内にお金を落としなさいという指導でしょう。中国は、輸出はもちろん大事ですが、内需にも相当、力を入れています。日本の政治家、官僚、経営者は、真剣に景気回復に取り組まねばなりません。再びGNPで世界に冠する国にしたいものです。借金ばかり増やさず、富を増やしてほしいものです。このままいくと日本は、破産します。

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