2008年12月10日水曜日

世論調査

読売新聞が行った世論調査が出ました。この新聞は、例の渡辺恒夫氏が会長で主筆です。したがって、世論調査では、自民党よりのアンケート結果がしばしば出ます。その読売新聞の世論調査で、自民党にショッキングな結果が出ました。麻生首相と小沢民主党代表のどちらが首相にふさわしいかでは、29%(▲21%)と36%+14%)で、逆転してしまいました。衆院解散が近いので、選挙の顔としては、福田前首相よりは、麻生氏の方が選挙の顔に向いているということだったのですが、あの人気のない小沢代表にも逆転されました。また政党支持率も自民党27.2%(▲5.2%)、民主党28.2%(+4.8%)でこれも逆転されました。衆院比例選の投票でどちらに投票するかでも自民24%(▲8%)、民主40%(+10%)と、これも民主に大きく差をつけられました。

 麻生首相と福田前首相との比較でも、わずか2か月あまりで福田前首相の数字を下回ってしまいました。麻生首相のスタート時点では、支持49.5%(福田初期46%)、不支持は33.4%(福田初期41%)とどちらも福田前首相を上回り、交代は成功したかにみえました。ところが、2か月を経過した今は、支持20.9%(福田末期28.3%,不支持66.7%(福田末期59.7%)とあろうことか、あの不人気であった福田前首相の数字をわずか2か月で下回ってしまいました。これでは、衆院選挙をやっても勝てません。政局よりも政治と言わざるを得ないのですが、これがまた、国民の信を得る政策を出せず、キリキリ舞で急降下しているのが、現状です。衆院選挙したくなければ、せめて首相は交代しろと言いたいところです。

アメリカもオバマに代わり、乾坤一擲の政策を打ってくるでしょう。日本にも過大な負担を求めてくるはずです。しかし、ジェット機が火を噴いて、パラシュートで逃げている麻生首相には、これに対応する能力はないでしょう。これ以上続けても国民を不幸にするだけです。もう勘弁してもらいたい。真の政治家の登場を切に望みます

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