2008年11月20日木曜日

サンゴ礁の再生にセラミック

 環境省と東京海洋大学が日本最大のサンゴ礁が広がる沖縄県の石西礁湖でサンゴ礁の再生に12月にも乗り出します。石西礁湖というのは、竹富島のほぼ南にあります。海水の温度上昇やオニヒトデの食害で20年前に比べて8割減少したそうです。海底に放つサンゴは生後16カ月経過したもので、サンゴが育ちやすいように着床具と呼ばれるセラミック製の部品にくっつけ移植します。こういうところにセラミック部品が使われるとは、夢にも思いませんでした。精度もいりませんので、是非安く供給してあげて、サンゴ礁が復元するのを早く見たいものです。これまでに世界でサンゴ礁を人工的に再生した例はないそうです。再生には、気が遠くなる時間が必要なのでしょうが、次の世代へのプレゼントになるでしょう。

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