2008年9月29日月曜日

望ましい政権

926日の日経新聞によると、望ましい政権の形態は、「自民と民主が参加する連立政権」が50%で最も多かったそうです。衆参で多数が異なるねじれ国会で混乱が続くために政治の安定を求める声が「自民、民主両党による大連立」への期待となって表れているとあります。また、「自民中心の政権」、「民主中心の政権」ともに19%にとどまったとあります。結論から言うと、非常に嘆かわしい世論と言わざるを得ません。自民党が政権を握ることが続けば、これまで60年の自民党政権が作って来た澱を除くことは永久にできません。自民党と官僚支配の時代が永遠に続くのです。後世の人たちは、どういうでしょう。1000兆円以上の借金を後世に残して、浄化の唯一のチャンスであった2008年の総選挙の結果、再びすべてを闇の中に閉じ込めた。

今の自民党政権による政治をやめないことには、無駄の多い官僚支配から脱却することは、できません。橋下大阪府知事ほかが訴える道州制によって、中央との二重行政をやめて、簡素な組織にしないと国民のために使うお金は出来ません。今の税金は、官僚、役人を食べさせるために多くが浪費されています。いかに役人が多いことか。また、その役人にぶら下がっている人たち、企業のなんと多いことか。これらの長年の澱や膿を除去するには、大手術が必要です。痛みも伴うでしょうが、優秀な外科医による手術が必要なのです。自民と民主をくっつけるような貼り薬では、この国を救うことはできません。是非、国民もマスコミも将来の日本を見据えて、真剣に考えてほしいものです。自民と民主の連立政権などは、一生見たくありません。

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