2008年8月3日日曜日

北京空港で

 北京空港が、大きくなったことは、前回、述べました。改装になって2回目の北京でしたが、あらためて大きさに驚きます。これに比べますと、成田空港は地方空港にしか見えません。
 入国検査は、今回は外国人に6ゲート、中国人にも6ゲートが開いていました。入国検査を終えて、バッゲージをとるために無人運転のモノレールに乗りますが、この間の所要時間は3分30秒でした。中間駅も建設中です。このまま進むと、どれだけ離発着ができるようになるか分かりません。この北京オリンピックを境に東アジアのハブは完全に北京になります。海の港でもそうですが、日本の行政は、小さな港ばかりを作って、荷揚げ量などもベストテンに入った港がひとつもなくなりました。
 空港の床はぜいたくに大理石が張られています。ここで、問題があります。白い大理石はいいのですが、黒い大理石はよく反射します。ミニスカートなどであれば、完全に映ってしまいます。女性は、要注意です。
 さて、バッゲージをとって、税関検査で並んでいますと、わたしの前に舞の海がいました。相撲取りとしては、非常に小柄です。オリンピックには、相撲はありませんから、どこかのテレビ局の仕事で来ているのでしょう。その並んでいるところに、日本人が三人、割り込んできました。日頃は、中国人が並ばないことを日本人はよく文句を言うのですが、今は中国人も並んでいます。わたしは、舞の海がどうするか、見ていましたが、注意をしませんので、わたしが注意をしました。幸いにまずいと気がついたのでしょう、後ろの方に並んでくれました。舞の海は、少し顔を赤らめているような気がしました。芸能人も大変です。
 空港からのタクシーですが、今回は、契約の車も呼ばずにタクシーに乗ることにしました。驚きました。車内が非常にきれいです。シートカバーも洗いたてで真っ白です。長く中国に来ていますが、初めてでした。この点でも、日本は負けつつあるかも分かりません。テレビ局やコメンテータと呼ばれる職種の人たちが、中国の悪いところばかりを取り上げて流していますが、良くなっているところを認めないと自らの顔につばを吐くように思われます。わたしたちも負けないようにマナー向上に努めましょう。礼の国、日本です。極東に輝く国にしたいものです。
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